今聴いておきたい アンダーグラウンドクラブ系ジャズ 5選

アンダーグラウンドクラブ系 Jazz
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今聴いておきたい アンダーグラウンドクラブ系ジャズ 注目の5グループを紹介します。

アンダーグラウンドジャズ、アンダーグラウンドクラブミュージックなんていうと取っつきにくい、一部のマニアな人たちの音楽みたいですが、そんなことはありません。

聴かず嫌いにならず、耳を傾けてみるとその最先端な音楽の魅力に出会えるはずです。

言ってみれば今の邦楽ミュージシャン、特に最近の先端を行っている邦楽が好きであればその音楽性のルーツ(またはその先)がここにあります。ちょっと強引ですが。

ということでアンダーグラウンドクラブ系ジャズ、5組を聴き比べてください。

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アンダーグラウンドクラブ系ジャズ 5選 : レビュー

SAULT : 絶品ネオソウル・ジャズ

イチオシのソウルジャズトリオ。

まだ情報があまりなく謎が多いですが、Little SimzJungleMichael Kiwanukaなどを手掛けたロンドン在住のDean Josiah(ディーン・ジョサイア)を中心としたバンド。

70年代ソウルバイブとジャズ、ディスコ、ポストパンクといった様々なエッセンスが溶け合い、そこに浮遊感のある女性ボーカルを絡ませた、スモーキーでグルーヴィーなサウンドが絶品です。

必聴!

SAULT – Why Why Why Why Why

SAULT – Masterpiece

▼Saultの記事はこちら▼

Sault / 感性が研ぎ澄まされるポストパンク&ファンクバンド
ディーン・ジョサイアが手掛ける謎多きポストパンク&ジャズファンクバンド、 Sault (ソー)。ザラツキ感のあるスネア音、揺らめくエレクトロピアノ、ディープなベースにサイケなギター、ブラックネスでファンクネスなボーカル&コーラスを聴いているだけで感性が研ぎ澄まされていきそうな、そんな感覚を覚えるバンドです。

 

Golden Mean :エレクトロなネオフュージョン

ロンドンの最強コラボユニット、Yussef KamaalのベーシストであるTom Driessler(トム・ドリスラー)と、同じくロンドンの12人編成のグループ、Nubiyan TwistのギタリストであるLuke Wynter(ルーク・ウィンター)が中心の4ピースバンド。

エレクトロニカ、ファンク、プログレ、ヒップホップの影響を受けた叙情的なメロディーとタイトなリズムが満載。

同じロンドンの敏腕ミュージシャングループThe Expansionsを、よりクールに、そしてオシャレにしたフュージョンサウンドです。

Golden Mean – Orbit Trip

Golden Mean – Through Walls

 

Ebi Soda : 近未来型コンテンポラリージャズ

イギリス、ブライトンを拠点に活動する、トロンボーン、キーボード、ベース、ギター、ドラムのクインテット。時にサックスとフルートを加えた7人編成のジャズバンド、Ebi Soda(エビ・ソーダ)

ホーンセクションの重層感とモダンジャズ、コンテンポラリージャズを現代的、というよりも未来的にアレンジした革新的ジャズ。

カナダのBadBadNotGoodやマンチェスターのGoGo Penguinとはまた違った未来感。

Ebi Soda – Dahling

Ebi Soda – Summer One (feat. J Harli)

 

 

Resavoir : 最先端ベッドルーム・ジャズ

シカゴ出身のトランペッター、Will Miller(ウィル・ミラー)のプロデュースによるエクスペリメンタルなジャズバンド、Resavoir(リザボア)

生バンドスタイルとサンプリングループを融合した”ベッドルーム・ジャズ”というスタイルに現代ハープ奏者の第一人者であるBrandee Younger, めきめきと存在感をだしてきたアメリカ在住の日本人アーティスト、Sen Morimotoなどが絡む新世代ジャズを展開しています。

まさに今のジャズ、最先端なジャズです。

Resavoir – Escalator feat. Sen Morimoto

Resavoir – Taking Flight feat. Brandee Younger

 

Emma-Jean Thackray : アバンギャルド・クラブジャズ

前4組は男性ばかりでしたが、最後は女性。

ロンドンのマルチプレイヤー、プロデューサー、DJ、そしてMovementtというレーベルボスでもある、Emma-Jean Thackray(エマ・ジーン・サックレイ)。

The Vinyl FactoryRed Bull Music AcademyGilles Petersonなどから「イギリスで最もエキサイティングなアーティストの1人」と呼ばれている才女。

彼女が大好きだというMadlibなどのアンダーグラウンドヒップホップの要素とクラブサウンド、ロンドンのジャズシーンも包含したアバンギャルドでアーバンスタイリッシュなサウンドです。

Emma-Jean Thackray – Movementt

Emma-Jean Thackray – Brand New

 

まとめ

今聴いておきたい アンダーグラウンドクラブ系ジャズ 注目の5グループでした。

やはりジャズの最先端都市、ロンドンのミュージシャン中心になってしまいました。あわせて最新ジャズシーン のおススメもチェックしてみてください。これであなたも現代ジャズシーン通です。

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