スムースジャズ、フュージョンの第一人者として長年フュージョン界をけん引し、Kenny GやDave Koz、Art Porterなどの人気ジャズプレイヤーも輩出してきたコンポーザー、キーボーディストの Jeff Lorber (ジェフ・ローバー)。
Jeff Lorber Fusion およびソロ活動である Jeff Lorber 名義で数々の作品を残す傍ら、マンハッタントランスファーやシーナ・イーストン、ジョディ・ワトリーのプロデュースも手掛けていたり、最近ではチャック・ローブ、エヴァレット・ハープと組んだその名も「Jazz Funk Soul」というグループを結成したりしています。
近年では、Jeff Lorber Fusion名義で2017年にアルバム「Prototype」、2018年にソロ名義 Jeff Lorber でのアルバム「Impact」がリリースされていて、まだまだ現役バリバリの精力的な活動を続けています。
さすがベテラン、大御所ということで「Impact」では、イエロージャケッツやロベン・フォードでの活動で有名な敏腕スタジオミュージシャン、サウスポーベーシストのJimmy Haslip(ジミー・ハスリップ)、The Rolling Stones、Paul Simon、Stingのバックを務めていたクールなスムースジャズサックス奏者Andy Snitzer(アンディ・スニッツァー)、アメリカを代表する超売れっ子セッションギタリストPaul Jackson Jr.(ポール・ジャクソン・ジュニア)が参加しています。
フュージョン第一人者による純粋なフュージョンサウンドをお楽しみください。
Jeff Lober : Review(レビュー)
Sport Coat Makes Good
2018年作アルバム「IMPACT!」の1stトラック、オープニングに相応しいワクワクするようなゴキゲンなファンクチューン!
Pasadena City
“Sport Coat Make Good”に続くアルバム2トラック目、軽快なリズムとアンディ・スニッツァーのサックス、独特のベースラインに思わず聴き入ってしまうスムースヴァイブ。
Sunny Sounds
7トラック目、タイトル通り明るく青空に抜けていくようなSmoothでBreezin’など真ん中上質フュージョン!ピアノソロが印象的。
companion
8トラック目、この曲も軽快でファンキーでソウルフル!お気に入り!カシオペア好きには是非!
Rain Dance / Wanna Fly
Jeff Lorber Fusion の代表作にして、まったく色褪せないメロウフュージョンの名曲。1979年アルバム「Water Sign」より。
Lil Kimの”Crush On You”のサンプリングソースとしても有名ですね。
You Got Something
2008年アルバム「Heard That」からの人気曲。R&B、ファンク色を前面に打ち出しながらも上品なグルーヴが程よく溶け合うアーバンフュージョン。都会の夜のドライブのお供にいかがでしょうか。
まとめ
ベテラン大御所フュージョンプレイヤー、フュージョン界をけん引するキーボーディスト Jeff Lorber でした。まだまだ神曲が沢山ありますが、今回はこの辺で。
やっぱり最近の打ち込み中心音楽聴いていると、こういう一流ミュージシャンによる演奏は心と耳に沁みるし耳が肥えますね。