Audrey Powne / 期待のベルボルン発UKネオソウル・ジャズプレイヤー

Audrey Powne Jazz
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オーストラリア、メルボルン出身で現在はイギリスを拠点に活動するボーカリスト、マルチ奏者、ソングライターの Audrey Powne (オードリー・パウン)。

トランぺッター、マルチ奏者としてセッションミュージシャンとしてキャリアを開始し、ファンクレジェンドMaceo Parker、ベテランジャズトランぺッターVince Jones、ラッパーのMasta Ace やオーストラリアのブルース ロック バンド、The Teskey Brothersらと共演。

バンドリーダーとして自身の名前で、メルボルン国際ジャズフェスティバルなどにも出演し、別プロジェクトとして80年代エレクトロポップをコンセプトにしたエレクトロファンクデュオ、Au Dréのボーカリストとしても活躍。

近年ではGilles Petersonがコンパイルしたメルボルンのジャズシーンをパッケージしたコンピレーションアルバム『SUNNY SIDE UP』に彼女のバンド(カルテット)の曲”Bleeding Hearts“がピックアップされています。

ソロ名義として2024年4月にデビューアルバム『From The Fire』をイギリスのレーベルBBEからリリース。

ロイ・ハーグローブ、ビル・エヴァンス、ハービー・ハンコックからの影響とクラシック音楽、ヒップホップなどのエッセンスを織り交ぜたダイナミックなソウル・ジャズ・アルバムになっています。

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Audrey Powne : レビュー

デビューアルバムタイトルトラック。ゆったりと流れる70年代ソウルジャズテイストなアンサンブルに上品なボーカルと多彩な音色のホーンが心地よい秀作。

 

ダイナミックなドラムトラックに流麗なストリングス、ロイ・ハーグローヴ的なソウル~ジャズファンク感溢れるトランペットが冴える。

 

ボイラールームでのセッション。

 

Au Dré – Wanna Know

2018年作。個人的にも大好きだったユニット。最近もう活動してないのかな?なんて思っていたらこのAu Dréの女性ボーカルが彼女だったとは驚き!

 

期待のベルボルン発UKネオソウル・ジャズプレイヤー、 Audrey Powne (オードリー・パウン)でした。

メルボルンジャズシーンとUKジャズシーンをバランスよくミックスした、この先の活躍も大いに期待されるアーティストです。アルバム『From The Fire』もかなり秀逸なので是非チェックしてみてください。