イギリス、ノッティンガムをベースに活動するネオソウルシンガー。ロック、ヒップホップ、ジャズ、モータウン、エレクトロニクスを融合したサウンドとオーガニックなヴォーカルがマッチした、控えめながらも優美で心地よく流れる時間を提供してくれる、 Yazmin Lacey (ヤスミン・レイシー)。
Gilles Petersonのプロジェクト、”Future Bubblers“で取り上げられ注目を浴び、2017年「Black Moon – EP」、2018年に「 When The Sun Dips 90 Degree – EP」と2枚のEPをKaidi TathamやChildren Of Zeus、Profusion等が所属するイギリスのFirst Word Recordsからリリースしています。
ジャイルスのプッシュの元、BBCミュージックでのキャッチアップや、当ブログでも取り上げているMac AyresやJordan Rakeiとのコラボレーションや、Moses Boyd、Oscar Jerome等イギリスの新鋭たちとのセッションも話題の、これからさらに注目を浴びそうな新人シンガーです。
Yazmin Lacey : Review(レビュー)
90 Degrees
「 When The Sun Dips 90 Degree – EP」からリーダー曲。ロールするドラムとアフロビート、ジャジーに展開するヴァイブスとヤズミンのクールな歌声が響き渡る、ヤズミン・レイシーっぽさが詰まっている作品。
Something My Trust
この曲もおススメ。Moonchildっぽいクロスオーバージャズが瀟洒に展開するメロウグルーヴ。
Black Moon
前作「 Black Moon – EP」よりタイトル曲、今のロンドンジャズシーンを象徴するようなグルーヴィなアフロネオソウル。2バージョンのスタジオセッションをどうぞ。
同じく”Black Moon”のBrownswood Basementでのスタジオライヴ。こちらはしっとりバージョン。個人的にはこっちのほうが好きかな。
Not Today Mate
エレクトロ、ジャズ、ネオソウル、R&Bのエッセンスが絶妙なバランス。それを優美に乗りこなすヤズミンのボーカルが圧巻。
まとめ
優美で心地良いネオソウル、Yazmin Lacey(ヤズミン・レイシー)でした。聴き込めば聴き込むほど彼女の歌声に魅了されていきます。おススメです。
特に「 When The Sun Dips 90 Degree – EP」は全曲おススメ!