ウェスト・ロンドンを拠点とするモダンでメロディアスなボサノヴァ系ネオソウルを奏でる新星シンガー/ソングライター、 Hope Tala (ホープ・タラ)。
イギリスの名門大学の一つブリストル大学を卒業したばかりの21歳。ジャマイカ人の父とアイルランド系イギリス人の母親も元で育った影響があるのか、ボサノヴァやラテンのコードとソウルミュージックをポップにブレンドした音楽スタイルは知性と情熱に溢れ、インディア・アリーやエイドリアナ・エヴァンズを彷彿とさせるクールさが光る期待の癒し系R&B~ネオソウルシンガーです。
今年8月に”Sensitive Soul-EP“をリリース。その楽曲を中心にレビューします。
Hope Tala : レビュー
Tiptoeing
美しいボーカル、ハーモニー、メロディ、完璧なサウンドプロダクションを見せるボサノヴァネオソウルの最高傑作ではないでしょうか。素晴らしい!
All My Girls Like To Fight
2020年リリースEP『Girl Eats Sun』より。
よりメランコリックにボサノヴァ・ネオソウル路線を突き詰めていますね。EP全体非常にコンセプチュアルにまとまっています。
Raveena – Floating
現代癒し系No1R&Bシンガー Raveenaとの癒し対決。これはもうトロけるしかありません。
Jealous
EP”Sensitive Love“より。 Hope Tala の語りかけるよう声のトーンと穏やかなアコースティックギターの音色が、夏の終わりの夕暮れのような静寂感を思わせる良曲。エイドリアナ・エヴァンズをより洗練させた感じ。
Lovestained
思いっきりボサノヴァ感のあるギターとブレイクでのスチールドラムがラテンイメージたっぷりなオルタナティブなネオソウル。
Anywhere
どの曲もひたすらボサノヴァな涼し気ギターをうまく取り入れてます。気持ちいい。
Moontime
こちらは2018年リリースのEP-“Starry Ache“より。ブラジル過ぎない絶妙なラテンリズム加減に知性を感じます。
まとめ
知性溢れるボサノヴァ・ネオソウルシンガー、 Hope Tala でした。オーガニックソウルやRaveena好きにはたまらない新人の登場です。要チェック!