パリ出身のヴェトナム系フランス人DJ/クリエイター/プロデューサー、
80年代的エレクトロ・ファンクを得意とするプレイスタイルで、2007年以降コンスタントにアルバムをリリースしています。
今回のアルバム「Nobody Has To Know」も、その80年代~90年代的なエレクトロ&スペイシーなファンクチューン満載でディスコブギーでグルーヴィな作品に仕上がってます。ブラックミュージックファンにはたまらない内容!
アルバムジャケもPREPの記事でもそうでしたが大瀧詠一風です。なんでも、大瀧詠一のアルバムジャケを手掛けていた巨匠イラストレーター 永井博氏の手によるジャケット・デザインらしいです。
Onra : レビュー
No Question feat Pomrad
ベルギーのトークボックス&エレクトロファンク職人、Pomradとの共演。ノリの良いディスコブギー!
Not Long Ago
スペーシーでグルーヴィーなミディアムファンクチューン。
Secretly
トークボックスが印象的なトロけるメロウチューン!
OXP – Swish / That Something
前出、ベルギーのビートメイカーPomrad(ポムラッド)とのカップリングでリリースされた80年代~90年代メロウブギートラックへのオマージュ。
この時代のテディ・ライリー、R・ケリーサウンドからブラックコンテンポラリー、西海岸Gファンクの世界観が好きな人には堪らない内容ですよ!
古いけど新しい全曲超おススメ作品!!
まとめ
超絶グルーヴィなエレクトロファンクを提供してくれるベトナム系フランス人ビートメイカー、Onra(オンラー)でした。
PomradとのOXPも前述のとおり、80年代~90年代ヒップホップ、R&B好きには堪らない作品。単純な懐古主義(的でもありますが)だけでなく2020年代の視点でリバイバルされた内容でおススメです。