Teddy Riley / テディライリーワーク ベスト25 【ニュージャックスウィング】

Teddy RileyR&B
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ニューヨーク、ハーレム出身で80年代後半から90年代にかけてのR&Bシーンを代表するプロデューサー、 Teddy Riley (テディ・ライリー)。

80年代後半まだ10代のTeddy Rileyが、NYのヒップホップとワシントンD.Cで流行していたGOGO Swingを掛け合わせ、独自のメロディを組み合わせた斬新なサウンドは、瞬く間にヒップホップ、R&B界で大きな注目を集め、のちに”ニュージャックスウィング“と名付けられたそのサウンドのパイオニアとして一世を風靡。

数々のアーティアストへのプロデュース、リミックスワークと並行し自身もメンバーとして活動する『GUY』や『Black Street』としても活躍。

そして彼のプロデューサーワークのハイライトはなんといっても世界のスーパースター、マイケルジャクソンの1991年アルバム『Dangerous』への参加でしょう。それまでのクインシー・ジョーンズとの蜜月に別れを告げテディライリーとの共作によって挑んだこのアルバムは、リリース後6週間で全世界での売り上げが1000万枚を突破し新たな音楽性を打ち出すことに成功。

この成功により名実ともにR&Bだけでなくポップス界最高峰のプロデューサーとして君臨し、その後ニュージャックスウィングブーム終焉後の2000年代以降も、レディ・ガガ、スヌープ・ドッグ、ロビン・シックなどのプロデューサー活動を、90年代以前と比べると多少地味ですが着実に続けています。

今回は、80年代後半から90年代全盛のテディ・ライリーワークの中から特選25曲をセレクト。テディライリー、ベビーフェース、ダラスオースティン、ジャム&ルイスまみれだったあの頃のR&Bワールドを懐かしみつつNJSの素晴らしさを再発見してみましょう。

 

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Teddy Riley <テディライリーワーク25選>

Keith Sweat – Make It Last Forever (1987)

愛の伝道師、キース・スエットとの共作によるNJSの初期代名詞「I Want Her」とともに語り継がれるミディアムアーバンメロウの傑作。

Make It Last Forever (with Jacci McGhee)

 

Johnny Kemp – Just Got Paid (1987)

バハマのシンガー、ジョニー・ケンプ最大のヒット作。グラミー賞最優秀R&Bソング賞にもノミネートされた初期型ニュージャック・スウィング。

Johnny Kemp – Just Got Paid (Official Music Video)

 

Kool Moe Dee – How Ya Like Me Now (1987)

Doug E FreshBig Daddy Kaneなど80年代中後半のオールドスクールヒップホップアクトへもかなりの楽曲提供を行っており、その中から同郷ハーレムのラッパーで、のちにラッパーとして最初のグラミーウィナーとなる、Kool Moe Deeの大ヒットアルバム「How Ya Like Me Now」からのタイトルトラック。

Kool Moe Dee – How Ya Like Me Now (Official Music Video)

 

Rob Base & DJ EZ Rock – It Takes Two (1988)

ヒップホップ界に衝撃を与え、のちのヒップハウスの原型とも言われるこの曲もノンクレジットながらテディ・ライリーがプロデュースした作品。

Rob Base & DJ EZ Rock – It Takes Two

 

Guy – Groove Me (1988)

渾身のテディライリー・ニュージャックスウィングだらけの『GUY』からの鉄板曲。

Groove Me

 

Bobby Brown – My Prerogative (1988)

この曲のビッグヒットにより「ニュージャックスウィング」が決定的となったといっても過言ではない、ボビー・ブラウンにとっても、テディライリーにとっても(ベビーフェイスにとっても)一大出世作となったアルバム『Don’t Be Cruel』からのセカンドカット。

Bobby Brown – My Prerogative (Official Video)

 

Soul II Soul – Keep on Movin (Remix) (1989)

この時代NJSとともに一世を風靡した”グラウンドビート”を、NJSが喰ったミックスとしてDJの誰もがプレイしていたであろうリミックス版

Keep on Movin (Remix)

 

Jane Child – I Don’t Wanna Fall In Love (Remix) (1989)

テディライリーリミックスワークで1,2を争う人気盤。これもDJにはマストアイテムでした。この辺りから縦乗りのスウィングビートを控えベースラインとシンセメロディを前面に出す手法を打ち出していってますね。

Jane Child-I Don't Wanna Fall In Love (Teddy Riley Mix)

 

Starpoint – Have You Got What It Takes (1990)

Bobby Brownの大成功によって、若干時代遅れになりつつあった80年代のソウルシンガー、グループがこぞってプロデュースを依頼していましたが、やはり今ひとつ時代に波に乗り切れず不発に終わってしまった感は否めません。その中から、80年代に活躍したStarpointの最後のシングルになった曲。

Have You Got What It Takes

 

Michael Jackson – Remember the Time (1991)

マイケルジャクソンの1991年アルバム『Dangerous』から大ヒット作。最も洗練されたニュージャックスウィングのひとつではないでしょうか。

Michael Jackson – Remember The Time (Official Video)

 

Hi-Five – I Like the Way (The Kissing Game) (1991)

とろけるような甘いメロウNJSの決定版。テキサスのコーラスグループ、Hi-Fiveのタイトルアルバムからの大ヒット曲。

Hi-Five – I Like the Way (The Kissing Game)

 

Now That We Found Love – Heavy D & the Boyz feat. Aaron Hall (1991)

Heavy D & The Boyzの大ヒット作。90年代を代表するヒップホップキラーチューンといえばやはりこれでしょう。

Heavy D & The Boyz – Now That We Found Love ft. Aaron Hall (Official Video)

 

Is It Good to You – Teddy Riley feat. Tammy Lucas (1992)

前出Heavy Dへ楽曲提供した曲ですが、あまりにも気に入ったのか秘蔵っ子シンガー、タミー・ルーカスとともに映画「Juice」のサントラでセルフカバーした、”I Don’t wanna Fall In Love”のRemixに通ずる手法の極上メロウNJS。

Is It Good To You

 

Wreckx-N-Effect – Rump Shaker (1992)

実弟であるMarkell Rileyが参加するヒップホップトリオ、Wrekx-N-Effectから、こちらも90年代を代表するヒップホップ・パーティチューン。

Wreckx -N- Effect – Rump Shaker (Official Video HD)(Audio HD)

 

SWV – Right Here (Human Nature Remix) (1992)

マイケルジャクソン『Human Natureづかいの、みんな大好きなやつですね。

SWV – Right Here (Human Nature Radio Mix)

 

Quo – Blowin’ Up Don’t Stop The Music feat. Aaron Hall (1993)

当時の売れっ子キッズラッパー、Kriss Krossに対抗する形でマイケル・ジャクソンの主宰にMMJレコード、テディ・ライリープロデュースという鳴り物入りで出てきましたが人気はイマひとつでした。Yarbrough & Peoples使いのこの曲が唯一のスマッシュヒット。

Blowin' Up (Don't Stop the Music)

 

I’m Looking for the One – DJ Jazzy Jeff & the Fresh Prince (1993)

掛け声とかがこの時代のいなたさを若干感じさせられる、DJ Jazzy Jeff & Fresh Prince(Will Smith)のヒット作。

DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince – I'm Looking For The One (To Be With Me) (Album Version)

 

Something in Common – Bobby Brown and Whitney Houston (1993)

夫妻の仲睦まじきころの爽やかNJS。

Bobby Brown – Something In Common ft. Whitney Houston (Official Video)

 

U Blow My Mind – Blackstreet (1994)

GUY解散後、自身もメンバーに加わったBlackstreetのファーストアルバム『Blackstreet』からのお気に入り曲。Gap Band”Outstandingのサビ使いですね。

U Blow My Mind

 

 

Mary J. Blige – My Love(Remix)(1994)

時代を変えたメアリーJ.ブライジのファーストアルバム『Waht’s The 411?』のリミックスアルバムよりテディ・ライリーによる職人技的メロウリミックス。

My Love (Remix)

 

 

Pure Soul – I Want You Back(1995)

4人組ガールズグループ、Pure Soulによる、サビ~Cメロ~ブレイクが泣かせるMid90年代の隠れた名曲。おススメ。

Pure Soul – I Want You Back

 

No Diggity – Blackstreet feat. Dr. Dre and Queen Pen (1996)

2nd アルバム『Another Lebel』からの全米No1に輝いたBlackstreetの代表曲。90年代後半はBlackstreet推しが激しくなります。

Blackstreet ft. Dr. Dre, Queen Pen – No Diggity (Official Video)

 

Foxy Brown – Gotta Get You Home feat. Blackstreet (1996)

そのBlackstreetをフィーチャーしたFoxy Brownの『ILL NANA』から唯一のテディ・ライリープロデュース作。

Foxy Brown – Gotta Get You Home (Feat. Blackstreet)

 

Party Ain’t a Party – Queen Pen feat. Markell Riley, Mr. Cheeks and Nutta Butta (1997)

Queen Penのデビューアルバム『My Melody』より。EW&Fの『On Your Face』のリズムを使ったパーティチューン。

Party Ain't A Party

 

The City Is Mine – Jay-Z feat. Blackstreet (1997)

イーグルスのメンバー、Grenn Frey(グレン・フライ)の85年ヒット作『You Belong To The City』のサビ使いによるタイトでスムースなヒップホップトラック。

The City is Mine feat Blackstreet

 

まとめ

Teddy Riley<テディライリーワーク ベスト25>でした。

ブルーノ・マーズの『24K Magic』でも大々的にトリビュートされていたり、数々の若手アーティストが90年代R&Bをリバイバルした楽曲を出しており、まさしく再評価の機運の高まったニュージャックスウィングを今の時代の視点で今一度聴いてみてほしいと思います。

▼ニュージャックスウィングの記事はこちら▼

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