オーストラリア・ゴールドコーストのベッドルームから産まれた、大胆でカラフルな音楽を奏でるシティ・ポップ・シンガー、 DVNA (ダーナ)。
オーストラリアの音楽アワード「2020 Gold Coast Music Awards」でSONG OF THE YEARを受賞するなど、オーストラリアで最も注目されている若手アーティストのひとりが、「ALLIES NIPPON」より日本デビューを果たします。
当サイトではオーストラリアの女性ポップシンガー特集でも取り上げています。こちら。
Jorja Smith、Anderson .Paak、The Internetなどのアーティストに大きく影響を受けた、ソウルと現代のエレクトロニカの要素を融合させたネオソウルと現代シティポップのエッセンスを取り入れたキャッチーなサウンド。
日本デビューシングルとなるシティ・ポップ・チューンSushi In Tokyoも、彼女の極上なポップセンス、スムージーで官能的な歌声が耳の中を駆け巡り、聴いただけでネオン輝く夜の街をドライブしているような錯覚に陥ってしまう魅力にあふれています。
高校で日本語を勉強し、日本の文化が大好きだというDVNA<ダーナ>は、友達といつもラーメンを食べているそう。
そんな日本大好きオーストラリア・ポップディーヴァの日本デビューを祝して特集します。
DVNA (ダーナ) : レビュー
DVNA – Sushi In Tokyo
日本デビュー曲。
DVNA<ダーナ>本人より曲紹介・・・Sushi In Tokyoという曲は、愛や欲望というフィールドにおいて新しいことを経験したいという気持ちを歌っています。自分自身を発見して、あらゆる可能性に気付ける機会が大事だと。表現の自由を追求する上で、日本の東京以上に適した場所はないと思ったので、「Tokyo」というワードを曲名に入れました。真夜中の醸し出す情景や男女の関係性における悪ふざけを思い起こさせるような曲になっていると思います。東京の街の喧騒を想像しているうちに、東京の鼓動をクールな100bpmで音楽的に捉えようとしたんです。雰囲気のあるキーボードの音色で全体のトーンを暗めにして、ディープなベースラインの周りを踊っている、そんなイメージです。
Half Past Sober
オーソドックスだけど非常に滑らかで緩やかに心にしみていくヴァイブを感じる極上ギターポップ。
Looking Like A Snack
その「2020 Gold Coast Music Awards」で”Song Of The Year”を獲得したガールズR&Bポップ。
Girl On The Move
ベースラインがグルーヴィなシティポップ。サビの妖艶な展開、可憐なボーカルも魅力たっぷり。
まとめ
オーストラリア産カラフル・シティポップシンガー、DVNA<ダーナ>でした。
ソウル、R&B、エレクトロニカをセンス良く組み合わせた心地よくクオリティの高いシティ・ポップ・サウンドですね。すべてセルフプロデュースというところもその才能の非凡さを感じます。
まだ少し地味さは感じますが、マーケティングをうまくやればひょっとするとひょっとするかも。という未来を感じさせる、今後の活躍から目が離せないアーティストの一人です。