【70年代】 哀愁系メロウ・ヴィンテージソウル 隠れた名曲 14選

哀愁系メロウ・ヴィンテージソウル R&B
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数多の70年代ソウルの中から昨今のレア・グルーヴブームの中で発掘、再評価されてきた隠れた名曲をサクラタップス音楽部視点で、ヴィンテージ感のある哀愁系メロウグルーヴな曲を中心にセレクト。

有名な曲も含まれていますが、マニアやコレクターからも人気が高く、それでいて聴きやすく70年代ソウルビギナーの方でも入り込みやすい内容ですのでチェックしてみてください。

 

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哀愁系メロウ・ヴィンテージソウル 隠れた名曲 14選

Friday Saturday Sunday – There Must Be Something (1971)

Gwen McCrae.なども手掛けていたClarence ReidMary J Brigeの”Real Love“のギターリフでも有名なBetty Wright、『Clean Up Woman』のプロデューサーとしても知られるWillie Clarkeが手掛けた1971年のレアソウルの名盤。

いつ聴いても全く色褪せることのない若々しいマイアミ・クロスオーバー・ソウル!

 

Gabor Szabo – Breezin (1971)

1976年のGeorge Bensonによる演奏でフュージョン界の名曲として語り継がれている”Breezin‘”ですが、元はハンガリーを代表するギタリスト、Gabor Szabo(ガボール・ザボ)とアメリカンリズム&ブルース界のレジェンド、Bobby Womackとの共作により誕生し、1971年にGabor Szaboのアルバムに収録されたもの。

そのオリジナル作。

 

Labi Siffre – My Song (1972)

ブリティッシュソウルのシンガーソングライターで詩人のLabi Siffre(ラビ・シフレ)の72年作。レアグルーヴのブームによって再評価著しいラビ・シフレの中でもギターとピアノの美しい旋律とボーカルの導入部「This is My Song~』が印象的な屈指の人気曲。

Kanye WestI Wonder』のサンプリングソースとしても有名。

 

The Spinners – I’ll Be Around (1972)

全然レアじゃない名作クラシックより。デトロイト出身の5人組ソウルグループThe SpinnersがフィラデルフィアのSigma House StudioでハウスバンドのMFSBがバックをつとめ収録されたUSチャート3位の大ヒット作は、今でも古さを感じさせない美しい旋律。

 

Sho Nuff – Sly Slick Wicked (1973)

クリーヴランドのボーカルトリオが唯一残したアルバムタイトルアルバム『Sly Slick Wicked』からの珠玉のレアものソウル。この年代らしいヴィンテージ感と美しいハーモニーの極上メロウナンバー。サビ~ブレイクの”語り”も泣かせます!

 

 

 

Little Beaver – Party Down (1974)

マイアミ・ソウルの重要人物ギタリスト、Little Beaverの今聴いても新鮮な1974年のクラシック・メロウソウルの傑作。

イントロから持っていかれるラテンフレイヴァーと哀愁たっぷりなギターの旋律、色っぽさを感じさせるソウルフルなボーカルにヤラれること間違いなしなマニア人気の高い作品。

 

Velly Joonas – Käes On Aeg (1974)

エストニアン・ソウルシンガーで詩人のVelly JoonasによるRoberta Flack(ロバータ・フラック)によって有名になった74年『Feel Like Makin’ Love』のエストニア語カバーは、マニアなソウルファン、バレアリック系DJからカルト的人気を博すバージョン。カバーは80年。

エストニア語という普段聴きなれていない語感が心を鷲掴みにするNO1カルトカバー。

 

 

George Jackson – Macking On You (1975)

サザンソウルのソングライターとして数々の楽曲を手掛けてきたGeorge Jackson(ジョージ・ジャクソン)の75年作。ストリングスとオルガンの旋律が美しい哀愁漂うミディアムグルーヴ。

 

 

Theatre West – Children of Tomorrow’s Dreams (1976)

オハイオ州デイトン出身で70年代のミュージシャン&ミュージカルグループ、Theatre Westの76年作。スピリチュアルジャズとブラック・コンシャスソウルが入り混じる、メッセージ性とストーリー性を感じさせられるクリエイティヴな作品・

 

Eddie Kendricks – Intimate friends (1977)

あまり隠れていない名曲。The TemptationsのオリジナルメンバーだったEddie Kendricksによる77年アルバム『Slick』からのカット。印象的なイントロフレーズからはじまるメロウソウルの傑作。

アリシアキースエリカ・バドゥなどのカバー、サンプリングソースとしても有名。

 

The Reality Band And Show – Gangster Boy (1977)

1977年作のペンシルバニア産レア中のレア作品。優しく包み込むような女性ボーカルとコーラスワークによる、美しくも胸キュンハーモニーが織りなすローカル感とヴィンテージ感が郷愁を誘う秀作。

 

 

James Walsh Gypsy Band – Cuz It’s You Girl (1978)

フリーソウル作品としても著名なJames Walsh Gypsy Bandの78年ノーザン・ソウルファンからの人気作。サビに向かう高揚感、ブラスのゴージャス感が気持ちよくテンションを上げてくれる作品。

 

Babadu – All I’ve Got To Give (1979)

ハワイアンソウル/AOR~レアグルーヴの代名詞ともいうべきBabadu(ババドゥ)79年の超名曲。ブリージンなハワイのそよ風を連想させるようなグルーヴ感でマニア垂涎の大人気作。オリジナル版は入手困難。

 

Donnie and Joe Emerson – Baby (1979)

ティーンエイジャーデュオを中心とした激レア・サイケデリックファンク・ソウルバンド、Donnie and Joe Emersonの79年作のベッドルームポップの原型のような宅録メロウネス・ファンクバラード。

 

まとめ

【70年代】 哀愁系メロウ・ヴィンテージソウル 隠れた名曲14選でした。70年代の瑞々しさのようなものが詰まったレアグルーヴ、ソウル作品は今聴いても新鮮に聴けるものばかりでした。

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