AOR 、 フリーソウル 、 ソフトロックを中心に70年代から80年代に活躍した女性シンガーたちを特集してみました。
柔らかく爽やかなそよ風のように揺らぐ歌声と、軽やかなアンサンブルが紡ぐサウンドは、きっと様々なシーンのBGMとしても活躍してくれますよ。
そんなおススメAOR~フリーソウル~ソフトロックの女性シンガー12選をご紹介しますので是非聴いていってください。
- 女性シンガー フリーソウル & AOR 12選
- Deniece Wiiliams – Free (1976)
- Nicolette Larson – Lotta Love (1978)
- Karla Bonoff – Isn’t It Always Love (1977)
- TEREA – Pretty Bird (1977)
- Franne Golde – Here I Go (Fallin’ In Love Again) (1979)
- Kristle Murden – I Can’t Let Go (1980)
- Dusty Springfield – You Can Do It (1979)
- Evie Sands – Take A Little Love (1979)
- Diane Tell – Mon ami-e (1982)
- Holly Near – Back Off (1982)
- Bobby M & Jean Carn – Let’s Stay Together (1982)
- Valerie Carter – Ooh Child (1977)
- まとめ
女性シンガー フリーソウル & AOR 12選
Deniece Wiiliams – Free (1976)
数多のカバーが存在するフリーソウルの定番であり大アンセム。
スティービー・ワンダーのバックコーラス・グループである「ワンダーラブ」の一員でもあったデニース・ウィリアムス譲による76年永遠の名作。
Nicolette Larson – Lotta Love (1978)
カントリー歌手としても活躍したNicolette Larson(ニコレット・ラーソン)による78年作。
オリジナルはニール・ヤング。力強いボーカルと途中のサックスが爽やかさを演出するAOR感たっぷりなこのバージョンは、彼女のファーストアルバムからシングルカットされ大ヒット。
Karla Bonoff – Isn’t It Always Love (1977)
リンダ・ロンシュタットやジャック・ジョンソンとともに70年代ポップ・ロックを支えたKarla Bonoff(カーラ・ボノフ)の77年作。
70年代ウェストコースト・ポップ・ロックそのままの爽やかさと「たおやかさ」を感じる作品は、日本で竹内まりやがカバー。
TEREA – Pretty Bird (1977)
サンフランシスコのシンガーソングライターであり、ダイアナ・ロスやロバータフラックなど多くのアーティストの楽曲も手掛けていたSharon Terea Robinson(シャロン・テレア・ロビンソン)による77年作。
ソウルフルなボーカルとキャッチーなコーラスが印象的な都会派フリーソウル。
Franne Golde – Here I Go (Fallin’ In Love Again) (1979)
先のデニース・ウィリアムズやダイアナロス、ジョディワトリーなど多くのアーティストやザ・ボディガード、トップガンなどの大ヒット映画のサントラも手掛けてきたソングライター、Franne Golde(フラン・ゴールデ)の79年作。
R&BのテイストとAORのテイストが見事に溶け合ったそよ風の香り漂う70年代サウンド。
Kristle Murden – I Can’t Let Go (1980)
アンドレア・クラウチのグラミー受賞曲『I’ll Be Thinking of You』でのデュエット相手でもあるシンガーソングライター、Kristle Murden(クリスル・マーデン)の80年作。
イントロのギターにヤラれ、サビの高揚感でもっていかれる極上フリーソウル。おススメ!
Dusty Springfield – You Can Do It (1979)
歳を追うごとに熟成され、数々の名曲を世に送り出してきたイギリスのレジェンドミュージシャン、Duty Springfield(ダスティ・スプリングフィールド)の79年作。
アメリカのシンガーソングライター、Evie Sands(イヴィー・サンズ)の作品を貫禄カバーしたブルーアイドソウルの名作。
Evie Sands – Take A Little Love (1979)
その前出、60年代から70年代にかけて活躍したシンガーソングライターEvie Sands(イヴィー・サンズ)の79年作。
ダスティ・スプリングフィールドがカバーしたYou Can Do Itも収録している70年代AOR~ブルーアイドソウルの隠れた名盤アルバム『Suspended Animation』から、極上メロウなAORナンバー。
Diane Tell – Mon ami-e (1982)
カナダのケベックシティ出身のシンガーソングライター、Diane Tell(ダイアン・テル)の82年作。
公用語がフランス語であるケベック州ということでフランス語っていうだけでオシャレさ倍増な、アダルトさ際立つAOR。
Holly Near – Back Off (1982)
カリフォルニア生まれのシンガーソングライター、LGBTQの権利獲得などの社会変革活動も行う政治活動家でもあるHolly Near(ホリー・ニア)の82年作。
ファンク色の強いベースラインがカッコイイ、カリフォルニアのBLVD(大通り)を走り抜けたくなるアダルトコンテンポラリー。
Bobby M & Jean Carn – Let’s Stay Together (1982)
フュージョンジャズ、サックス/フルート奏者Bobby Mと、ノーマン・コナーズやデクスター・ワンゼルなど数々のミュージシャンからのコラボレーションにも引っ張りだこだったソウルシンガー、Jean Carn(ジーン・カーン)による82年作。
Al Green(アル・グリーン)の72年作フリーソウルクラシックにフュージョン風味を加えてカバー。
Valerie Carter – Ooh Child (1977)
70年代ウエストコーストフォーク/ロックを代表する女性シンガー、Valerie Carter(ヴァレリー・カーター)。
この曲以外にも数々のカバーが存在する60年代~70年代にかけて活躍したソウルコーラスグループ、Five Stairsteps(ファイヴ・ステアステップス)の大名曲ソウルナンバーを、フォーキー&コケティッシュにカバー。
まとめ
女性シンガー フリーソウル & AOR 12選でした。爽やかさと70年代~80年代初期のノスタルジックさのバランスが良い12曲をセレクトしました。
こういう曲たちを最近の曲と混ぜて楽しむのも良いと思いますよ!
今回ご紹介した曲のほとんどは▼こちら▼のコンピレーションに含まれています。センス抜群の素晴らしい内容!