Anderson .Paak / ジャンルを超越する次世代ヒップホップリーダー

Hip Hop
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カリフォルニア州Oxnard(オックスナード)出身のドラマー、ボーカリスト、ラッパーとして、ジャンルを超越した次世代ヒップホップシーンをリードする存在となった Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)。

彼は名前の通り、韓国系(母親)アメリカ人。(ここでは割愛しますが)いろいろと苦労、”Breezy Lovejoy”という名義での下積み活動を経て、2014年アルバム「Venice」でAnderson .Paak名義デビュー。

このアルバムも”Might Be”や”Put You On”等秀逸な曲が多く、西海岸ファンクマナーでありながらも叙情的で表現豊かなインストルメントと歌とラップとスポークンワードの狭間のような多彩性のあるボーカル表現を十分に示されていて、その独特のアーティスティックな存在感が印象的でした。

そして2015年、Dr.DRE待望の復帰作Comptonで大々的にフィーチャーされたことで一躍注目を集め、2016年にはグラミー賞の「ベスト・ニュー・アーティスト」と「ベスト・アーバン・コンテンポラリー・アルバム」の2部にノミネートされることになる名盤、「Malibu」をリリース。

その後も当ブログでも取り上げたKnxwledge(ノレッジ)とのコラボレーションプロジェクトであるNxWorriesでの活動も記憶に新しい中での最新作リリース。

2018年11月16日にAnderson .Paak名義での3作目、生まれ故郷である街の名前であるOxnardをリリース。

エグゼクティヴ・プロデューサー、ミキシングに西海岸のドン、Dr.DREを迎え、.Paakとはお馴染みの9th Wonder、Chris Dave等のプロデューサー陣、ゲストには当ブログでも紹介済みの新鋭女性ボーカリストKadhja Bonet、Kendrick Lamar、Snoop Dogg、J. Cole、Pusha T、BJ The Chicago Kid、Q-Tip等々強力でした。

その後アルバム『Ventura』を経て、2021年世界中を席巻したBruno MarsとのSilk Sonic、2022年にはKAYTRANADAとのコラボレーションと、益々活躍の場を拡げているアンダーソン・パークを今一度レビューしていきたいと思います。

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Anderson .Paak :レビュー

KAYTRANADA名義でのリリースになりますが、前年のBruno Marsに続くビッグネーム同士の話題作。

KAYTRANADA, Anderson .Paak – Twin Flame (Official Video)

 

アンダーソン・パークがユニバーサルミュージックと立ち上げたレーベル、APESHIT Inc.(エイプシット・インク )並びに名門ブルーノート・レコードと契約したZ世代の天才ディオ、DOMi & JD BECKとレーベルボスの競演!

DOMi & JD BECK, Anderson .Paak – TAKE A CHANCE (Official)

 

説明不要の2022年グラミー賞最優秀レコード賞受賞作。

Bruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic – Leave the Door Open [Official Video]

Anderson .Paak – TINTS (feat. Kendrick Lamar)

「Oxnard」からのファーストカット。気持ち良いグルーヴトラックに、パークとラマーの掛け合いが織り成すパステルブギー。

Anderson .Paak – TINTS (feat. Kendrick Lamar) (Official Video)

 

Cheers feat. Q-Tip

高速でシャープなフロウでQ-Tip健在を印象付ける一曲。後半のジャジーな展開もGOOD

Cheers (feat. Q-Tip)

 

Anywhere (feat. Snoop Dogg & The Last Artful, Dodgr)

お気に入り。90年代G-Funkをメロディアスでグルーヴィにアップデート!

Anywhere (feat. Snoop Dogg & The Last Artful, Dodgr)

 

Bubblin

2019 年グラミー賞「Best Rap Performance」受賞曲。鬼気迫るサウンドとたたみかけるラップが独特の世界観の中で構築されているユニークな作品。

Anderson .Paak – Bubblin (Official Video)

 

Anderson .Paak& The Free Nationals: NPR Music Tiny Desk Concert

リピート視聴必至。Tiny Desk Concert5本指に入る(個人的に)ベストライヴ。

 

<Set List>

“Come Down”
“Heart Don’t Stand A Chance”
“Put Me Thru”
“Suede”

 

 

ジャンルを超越する次世代ヒップホップリーダー、 Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)でした。

いまやヒップホップの枠から飛び出したエンターテイメント性溢れる才能は、2020年代のビッグスターとして相応しい逸材ですね。