アフリカ・ザンビア生まれのボツワナ育ち、現在はオーストラリアを活動拠点にしている詩人、ソングライター、ビジュアルアーティスト、ラッパーであるSampa Temboのステージネーム、 Sampa The Great (サンパ・ザ・グレート)。
子供の頃に2パックの「Changes」を聴いてヒップホップに夢中になりピアノと歌の両方のレッスンを受け、9 歳から詩や歌詞を書き始めた彼女は、サンフランシスコのアカデミー オブ アート大学でビジュアル、メディア音楽を学び2013年オーストラリア、シドニーに移住。
シドニーで音楽活動を本格的に開始し、2015年オーストラリアのフューチャーソウル系シンガー、WALLACEの『Beauty』でフィーチャーされ、同年ミックステープ『The Great Mixtape』を無料配信。
これがオーストラリア国内で話題となり、2016年のシングル「Blue Boss」と「Black Dignity」はBBC Radio 1やオーストラリア最大の全国ラジオ局Triple Jでオンエアされ、オーストラリアヒップホップシーンにおいて地位を確立。
Kendrick Lamar、Hiatus Kaiyote、Ibeyi、Little Simzといった気鋭アーティストらとステージを共にし彼らから高い評価を得て、2017年ロンドンの老舗ヒップホップレーベルNinja Tuneと契約し、セカンドミックステープ『Birds and the Bee 9』をリリース。
そして2019年、Krown、Silentjay、Thandoらオーストラリアベースのアーティストらと共に自身の魂の探求をテーマにしたデビュー・アルバム『The Return』をリリース。
このアルバムはオーストラリアのチャートであるARIAチャートで最高12位、翌年のオーストラリア音楽賞、最優秀アルバム賞の受賞、ARIA Music Awardのアルバム・オブ・ザ・イヤーノミネート、Pitch Forkのレビューでは7.3評価を獲得するなど国内外で高い評価を獲得。
キャリア通りのトライバルなアフリカンビートとHiatus Kaiyote的オーストラリアトレンドなジャズクロスオーバーがミックスしていてアメリカ育ちのヒップホップとはまた違う魅力があり、じわじわとボディブローのように染み渡る、クセが強くてクセになる「グレートヒップホップ」です。
そして待望のセカンドアルバムとなる『As Above, So below』が2022年9月9日リリース予定。
Sampa The Great : レビュー
Bona
『As Above, So below』からの先行カット。南アフリカルーツの話題のダンスミュージック、クワイトとアマピアーノにインスパイアされたサウンドと力強いSampaのフロウ!
Bye River
Rhymes To The East
Final Form
Freedom
Diamond In The Ruff (feat. Thando, Krown)
まとめ
辺境のグレートヒップホップ、 Sampa The Great (サンパ・ザ・グレート)でした。
「Birds And The BEE9」以降自身のアイデンティティ、自分は何者なのか・・・を明確に打ち出したリリックとオーストラリアトレンドなネオソウルとアフリカントライバルなトラックが、ヒップホップなんて言う概念を超越している音楽として伝わってくる素晴らしいアーティストです。