サハラアフリカン、Yorubaの血を引くイギリス・イズリントン出身のブリティッシュ・ナイジェリアンのラッパー、 Little Simz (リトル・シムズ)。
フルネームはSimbiatu “Simbi” Abisola Abiola Ajikawoで、プロデューサーとしてSHE名義、女優としてSimbiatu Ajikawo名義でも活動。
2015年『A Curious Tale of Tials +Persons』でアルバムデビュー以来、”エクスペリメンタル・ヒップホップ”を標榜した硬派でディープな表現に加えリリカルで真摯なパフォーマンスで、イギリス内外の同業ヒップホップアーティストから高い評価を得ており、マーキュリー賞、Mobo、NMEアワードなど数々のアワードにもノミネート、受賞をしている今一番アツいUK女性ラッパーですね。
アルバムを重ねるごとにそのクオリティが確実に上がり、進化と自信が見えるところも非常に楽しみであり、個人的にも非常に好きな作品だった2作目『Stillness In Wonderland』そして3作目『Grey Area』ではThundercat、Michael Kiwanuka、Cleo Solら多彩なゲストと完璧なコラボレーションを実現。
Netflixのドラマ、『Top Boy』のシーズン3での女優活動と、その活動領域は広がり続けています。
2021年、早くもこの先のヒップホップクラシックになることが予感される大作『Sometimes I Might Be Introvert』が各メディアから大絶賛されているLittle Simzからご紹介します。
Little Simz : レビュー
Introvert
『Sometimes I Might Be Introvert』からのオープニングカット。映画のオープニングのような壮大なイントロと自身と向き合う強い決心のようなものを感じる作品。
Woman
こちらも『Sometimes I Might Be Introvert』より、『Grey Area』でのコンビ再び!のUK注目の2人再共演。
NPR Music Tiny Desk Concert
『Stillness In Wonderland』リリース後の2017年のTDCから”Poison Ivy” “No More Wonderland” “Picture Perfect”の3曲。このアルバム大好き。
イギリスから世界に世界に羽ばたくヒップホップクイーン、Little Simz (リトル・シムズ)でした。
『Sometimes I Might Be Introvert』はBBC Radio6のAlbam Of The Yearをはじめ、Pitchfork、NPRなド各メディアのベストアルバム上位にランクする作品。2021年を代表するヒップホップアルバムですので必ずチェック!