Noname / ジャジーで柔和でラディカルなポエティックラッパー

noname Hip Hop
スポンサーリンク

Nonameシカゴ、ブロンズビル出身の詩人、ラッパー、プロデューサーのFatimah Nyeema Warnerのステージネーム、 Noname (ノーネーム)。

高校でクリエイティブライティングのクラスを受講した後詩を書き始め、地元のオープンマイクやポエトリースラムの大会などに参加する中でChance The Rapper、Saba、Mick Jednkinsらのちのシカゴを代表するヒップホップアーティストたちと出会い、YOUMediaプロジェクトというシカゴ公立図書館に拠点を置いたネットワークスペースのなかで沢山のアーティストたちと交流を深める。

その後全米に頭角を現すChance The Rapperの2作目ミックステープ『Acid Rap』の”Lost“や続く『Coloring Book』の”Finish Line/Drown“にフィーチャーされ音楽活動へと進んでいく。

2016年にデビューミックステープ『Telefone』をリリース。その2年後にファーストアルバム『Room 25』をリリース。

アメリカ黒人に対する様々な研究、課題を探求しており、デビューアルバム『Room 25』ではそういった黒人思想から自身のプライバシー(初の男性経験)までをも赤裸々に表現し、各メディア、音楽評論家から広く称賛され音楽メディアPitchfolkの2019年間ベストアルバム1位、「2010年代のベストアルバム200 枚」にも選出。

チャンスザラッパーを筆頭としたシカゴヒップホップの新たな潮流のアイコンとして頭角を現します。

2023年8月には5年振りとなる2ndアルバム『Sundial』をリリース。「このアルバムはまさに、黒人性、黒人文化、私たちのコミュニティ、そして私たちが何らかの形でなにをどのように貢献してきたかを見つめるものです」と語るようにより鋭角なタッチで黒人社会やアイデンティティに切り込んだ作品になっています。

ジャジーでネオソウル的なサウンドと柔和なキャラクター、ポエティックなフローとは裏腹にラディカルな表現で時に賛否を呼ぶリリックが特徴的なNonameサウンドを聴いていきましょう。

スポンサーリンク

Noname : レビュー

2ndアルバム『Sundial』より、タイトなドラムループとジャジーなピアノの組み合わせに柔軟性のあるノーネームのフロウが健在。

 

ボッサ風トラックに流れるようなフロウ、Ayoniの力強いフックがイイ。

 

Room 25』より、Smino、Sabaとのグループ「Ghetto Sage」まんまの組み合わせ。とにかくこのアルバムは最高です。

 

Telefone』より、温かみのあるノスタルジックなトラックに、リズミカルに詩を巻き付けるように覆っていくさまが心地良い。

 

Ghetto Sageメンバーも登場する23年11月TDC出演映像。あれ?かなり痩せた?大人になったなぁ。

 

ジャジーで柔和でラディカルなポエティックラッパー、 No Name (ノーネーム)でした。UKのLittle SimzオーストラリアのSampa The GreatそしてシカゴのNoname、個人的にも大好きなフィメールラッパーです。