スイス、チューリッヒ出身の兄弟ビートメイカー、DJデュオの Okvsho (オクヴショ)。
幼い頃からブラジルのパーカッショングループで音楽キャリアをスタートしたようで、ハンガリーやバルカン半島の伝統音楽なども吸収しながら、DJ、ビートメイキングに励みSoundcloudなどのプラットフォームを通じて自作を配信。
Bandcaomp上では2015年『Fuck The Hectics』を皮切りに2019年『Traphouse Jazz』まで、J Dillaを源流とするヒップホップ、ジャズ・ファンクとUKクロスオーバー・ジャズシーンが交錯する、DJ・ビートメイカーらしいインストルメンタル中心の作品をリリース。
2020年にリリースされたアルバム『Kamala’s Danz』ではそれまでの路線からより自分たちのルーツへと転換されたようなアフロ・ファンクやブラジル音楽とヨーロッパ音楽がミックスされた生演奏中心のジャズ・ネオソウルが展開されています。
続く2021年にアルバム『Orange Wine』がリリースされ、こちらも『Kamala’s Danz』路線を引き継ぎつつ、よりディープで陰影豊かなクロスオーバー・ジャズの世界を聴かせてくれる作品となっています。
Okvsho : レビュー
Jusqu’ici tout va bien
『Orange Wine』より。トライバルなリズムにホーンと捻りのあるベースアレンジが効いたラウンジ・ジャズ。
Cariño (feat. Sreya)
『Traphouse Jazz』より、滑らかなトラックとシルキーなボーカルが調和された癒し系ブラジリアン・ビート。
Kamala’s Danz
2020年アルバムからのタイトルトラック。アルバム全曲おススメです!
チューリッヒの兄弟ビートメイカー、 Okvsho (オクヴショ)でした。
デュオというところだったりアプローチ的にはBlue Lab Beatsに近いですが、Okvshoは特に最近は生演奏・ブラジリアンへと傾倒した作品になっていますね。
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