Alfa Mist / イーストロンドンの新世代ジャズプロデューサー

Hip Hop
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アフリカ、ウガンダにルーツを持つのイースト・ロンドン育ちのピアニスト、プロデューサー、ラッパーの Alfa Mist (アルファ・ミスト)。

ヒップホップやソウルを取り入れ、コンテンポラリージャズを頭脳的なサウンドストラクチャで表現する2010年代中盤以降の新世代ジャズを体現している一人として高い評価と人気を誇りロンドンジャズシーンを牽引するアーティスト。

グライムやJ Dillaなどのヒップホップによって音楽に目覚め、好きなアーティストが使うサンプルの多くがジャズに由来することを知ると、さらにそのジャンルを掘るようになり、17歳から独学でピアノを始め、ヒップホップの影響からフェンダーローズにインスパイアされた質感のあるサウンドに傾倒していき、自身のレーベルSekitoを立ち上げ2015年にファーストEP『Noctune』を発表。

Tom Misch、Racheal Ofori、Emmavieといったコラボレーターを中心に音楽を形成しながら、Alfa Mistのサウンドの核となるようなレイドバック・ビートとピアノ、ローズ・ピアノの組み合わせによるサウンドを体現。

2017年、彼のサウンドストラクチャが確立されたアルバム『Antiphon』をリリースし、世界中のジャズファン、ヒップホップファンを魅了。

2019年には『Structuralism』で弦楽四重奏をサウンドに取り入れたシネマティックなサウンドに挑戦し、2020年には、ピアノソロEP『On My Ones』とEmmavieとのコラボレーションEP『Epoch』をリリース。

同年9月、Blue Note Re:imaginedプロジェクトの一環として、エディ・ヘンダーソンの1975年の楽曲「Galaxy」のリメイクによって更なる評価とアメリカでの知名度が上昇。

2020年には、ハリー・バーバー監督の短編映画『Confliction』で、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラとの作品制作の舞台裏を映したドキュメンタリーを作製。

2023年4月21日にはANTIからの2ndフルアルバムとなる『Variables』がリリース予定で、さらに2023年6月5日~8日にビルボード大阪&東京&横浜でのライヴも控えています!

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Alfa Mist : レビュー

アルバム『Variables』からの先行カット。今アツい南アフリカ音楽シーンから、フォークシンガーBongeziwe Mabandlaをフィーチャーした、エモーショナルなピアノとギターの融合。

 

アルファミストのコラボレイターとしてすっかりおなじみのKaya Thomas-Dykeとのギターとストリングスの切ないメロディが響くコラボレーション。

 

Brethe feat. Kaya Thomas-Dyke

Antiphon』から、そのKaya Thomas-Dykeを迎えたダークで幻想的なストーリーに思わず聴き入る曲。

 

7th October

J Dillaの影響を感じさせるトラックに Alfa Mist 自身がラップを披露。

 

Jordan Rakei & Alfa Mist – Nerve

Jordan Rakeiの”Nerve”をアコースティックに Alfa Mist と共演!

 

Door feat Jordan Rakei

アルバム「Structuralism」からのJordan Rakeiとのコラボ曲。

 

Love Is The Message

Alfa Mist , Yussef Dayesの両雄にプラスして、そのYussefKamaal Willamsとのコラボ「Yussef Kamaal」のアルバム”Black Focus“でギター担当していたMansur BrownD’Angeloのバックバンドthe Vanguardのベースを担当していたRocco Palladinoのカルテットによるスタジオライヴ。

Alfaの『静』にYussefの『動」、そしてなんといってもMansur Brownの凛とした佇まいと演奏が素晴らしい。観なきゃ損!

 

まとめ

イーストロンドンの新世代ジャズプロデューサー、 Alfa Mist でした。ロンドンジャズシーンの中でもヒップホップのストリート感と緻密さ、繊細さを併せ持ったアーティストとして2010年代~2020年代をリードしてく存在になること間違いなしです。