2018年6/2-6/3に開催された「Taico Club」にも参加していたイーストロンドン出身の新世代ジャズ/ソウルプロデューサー、” Alfa Mist “(アルファ・ミスト)。
稀代のヒップホップ・プロデューサー、故”J Dilla”を聴いて育った世代らしいジャンルレスでストリート感を持ったサウンドプロダクトはRobert GlasperやKamasi Washington、Thundercat等と同様、現代のジャズを体現している一人ではないでしょうか。
当ブログでも紹介したJordan Rakei(ジョーダン・ラカイ)やTom Misch(トム・ミッシュ)への楽曲提供、コラボレーションも手掛け、今後プロデューサーとしても注目していきたい人物です。
レビュー
Brethe feat. Kaya Thomas-Dyke
Jordan Rakeiの”Wallflower”でもフィーチャーされていたKaya Thomas-Dykeを迎えたダークで幻想的なストーリーに思わず聴き入る”Breath”
7th October
J Dillaの影響を感じさせるトラックに Alfa Mist 自身がラップを披露する”7th October”
Jordan Rakei & Alfa Mist – Nerve
これはイイ!Jordan Rakeiの”Nerve”をアコースティックに Alfa Mist と共演!
Door feat Jordan Rakei
こちらは最新アルバム「Structuralism」からのJordan Rakeiとのコラボ曲。
Love Is The Message
Alfa Mist , Yussef Dayesの両雄にプラスして、そのYussefとKamaal Willamsとのコラボ「Yussef Kamaal」のアルバム”Black Focus”でギター担当していたMansur Brown、D’Angeloのバックバンドthe Vanguardのベースを担当していたRocco Palladinoのカルテットによるスタジオライヴ。Alfaの『静』にYussefの『動」、そしてなんといってもMansur Brownの凛とした佇まいと演奏が素晴らしい。観なきゃ損!
まとめ
イーストロンドンの新世代ジャズプロデューサー、 Alfa Mist でした。ロンドンジャズシーンの中でもヒップホップのストリート感と緻密さ、繊細さを併せ持ったアーティストとして2010年代~2020年代をリードしてく存在になること間違いなしです。