Nostargia 77 / 21世紀UKジャズ界を牽引する名プロデューサー

Nostargia 77 Jazz
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イギリスのプロデューサー、Benedic Lamdinによるジャズプロジェクト、 Nostargia 77 (ノスタルジア 77)。

サンプルミュージックと生音を加工したトラックによりメロウで荘厳なダイナクスさと美しさを兼ね備え、ヘビーファンク、ヒップホップをベースにダスティジャズをミックスしたブロークンビートやエレクトロニカ、ラウンジミュージックまで、その多様で多彩、多作なスタイルで90年代アシッドジャズ以降のUKジャズシーンを牽引する存在です。

2004年にファーストアルバム『Songs for My Funeral』を、2005年にはUbiquityから『The Garden』を、2006年には『Borderlands』と『Sevens & Eights』をリリースし、同年に「Gilles Peterson BBC Worldwide Awards」で「Jazz Album of the Year」を受賞したことでUKジャズシーンの中心人物として地位を確立。

2008年にはQUANTIC率いるTRU THOUGHTSレーベルから『Weapons of Jazz Destruction』を生ジャズユニットNostalgia 77 Octet名義でリリースし、その後長くTRU THOUGHTSの看板アーティストとして活躍。

Jeb Loy Nichols、Elizabeth Parks、Larry Stabbins、Quanticの盟友Alice Russell、Golden Age of Steam、Keith and Julie Tippettなどとのコラボレーションにより各アルバムは様々なコンセプトによって構成され、その多彩なプロダクションワークによってファンを魅了しています。

2023年1月にはJAZZMANレコードから南アフリカのジャズに影響を受け制作された『The Loneliest Flower In The Village』をリリース。ブリティッシュジャズと南アフリカ産のジャズの融合に挑戦するアルバムになっています。

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Nostargia 77 : レビュー

長年の協力者であるRoss Stanley、Riaan Vosloo、James Allsopp、Tim Gilesらとのストレートなジャズフック。スピリチャルさも併せ持った本気ジャズといったところ。

 

南アフリカを思わせるタイトルに豊潤なリズムとピアノ、サックスの優雅な響きは最近の南アフリカジャズに通じるものがあります。

 

2018年2枚組アルバム『Fifteen』より、Alice RussellをフィーチャーしたThe White Stripesのオルタナロック “Seven Nation Army“をファンキーにカバー。

 

2018年2枚組アルバム『Fifteen』より、70年代から活動するイギリスのジャズピアニストKeith Tippettとその奥方であるボーカリストのjulieによるkeith & julie tippettとのコラボ。奥深い演奏とボーカルを堪能できます。

 

初期の代表曲のひとつ、イギリスのシンガーBeth Ann Rowleyのコケティッシュなボーカルとダークなトラックの組み合わせが絶妙のラウンジ・ジャズ。

 

21世紀UKジャズ界を牽引する名プロデューサー、 Nostargia 77 (ノスタルジア 77)でした。

The Loneliest Flower In The Village』は聴き応え十分なアツくリッチなジャズが展開されています。