Mura Masa / 小さな島からの最先端エレクトロミュージック

Mura Masa Electronic
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イギリスとフランスとの中間、イギリス海峡に浮かぶガーンジー島(イギリス領)という小さな島出身のAlex Crossanによるプロジェクト Mura Masa (ムラ・マサ)。

2019年にはグラミー賞最優秀リミックスレコーディング賞を受賞し、2018年の2部門ノミネートおよび2022年同部門をノミネートされているプロデューサー、ソングライター、マルチ・インストゥルメンタリスト。

名前の由来は桑名の名刀「村正」からとっているらしく、日本のサブカルチャー好きが高じて、なかなかシブいところから取りましたね。

2014年にアルバム『Soundtrack to a Deathをリリース、3年後の2017年メジャーデビューアルバム『Mura Masa』ではラッパーのA$AP RockyDesiignerBlur(ブラー)のフロントマンDamon Albarn等バラエティ豊かなゲスト陣に負けない卓越したサウンドワークで独自のエレクトロポップを構築し、今やエレクトロ/クラブミュージックファンから高い評価を得る存在。

2020年アルバム『R.Y.C(Random Youth Collage)』では若さと幻滅をテーマにClairoSlowthaiなど若手の気鋭アーティストと共にエレクトロミュージックに収まらない世界観を見せつけ、2021年にはNYとLAを拠点にする中国人ハイパーポップアーティスト、Alice Longyu Gaoと「She Abunai」でコラボレーションしたりしています。

2022年9月には5作目となるアルバム『Damon Times』がリリース予定。

そして今年のフジロック2022出場も決定していますのでここでレビューしていきます。

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Mura Masa : レビュー

アルバム『Damon Times』先行カットその1。UKの注目シンガーShygirlと、コンプトンのヒップダンサーChannel Tresとの組み合わせ。

 

アルバム『Damon Times』先行カットその2。Lil Uzi VertPinkPantheressと、ここでもShygirlがフィーチャーされた英米ラッパーシンガー共演。 サウンドはPinkPantheress的なかわいらしいUKガラージ風ですね。

 

「ちょっとまってちょっとまって、おねーさん」って8.6秒バズーカー思い出しますね。

 

Mura Masa & Charli XCX – 1 Night

2017年『Mura Masa』からのハイライト。今やビッグスターのCharli XCX(チャーリー・エックス・シー・エックス)をフィーチャーしたスチール・パンの音色が印象的なエレクトロ・ポップ。

 

Love For That

一番のお気に入り。イントロからの入り方とか、なんとなく日本人っぽい繊細さ。MVがサイコーです。

 

Love$ick feat. A$AP Rocky

A$AP Rockyをフィーチャーしたトラップ・ヒップホップ。

 

小さな島からの最先端エレクトロミュージック、 Mura Masa (ムラ・マサ)でした。

Hudson MohawkeDiploLouis The Childにも近い最先端のエレクトロポップ~トラップ・ヒップホップです。