Yuksek / 鬼才フレンチエレクトロ

Yuksek Electronic
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フランス北部、ランス出身のダンスミュージックプロデューサー、リミキサー、DJのPierre-Alexandre Bussonのステージネーム Yuksek (ユクセック)。

音楽院でピアノを学んだ後ピアノの先生を志していたが、様々な音楽に触れあうことで音楽制作の道を歩むことになり、DJ Peaとしてレコーディングを行い、エレクトロポップやニューウェーブに影響を受けたエレクトロ・ロック・コンボKlanguageでベースを担当。

2002年からYuksekと名乗り、Fafa Montecoが主宰するHypnotic MusicからミニマルハウスのEPをしながらChromeo、Teenage Bad Girl、Birdy Nam Namらのリミックスワークをこなし、2009年『Away From The Sea』でフルレングスアルバムデビュー。

クラブ志向のエレクトロハウスから、ポップ、インディー、ニューウェーヴ、ディスコを融合した色鮮やかで多彩なスタイルで脚光を浴び、フランスのみならず世界から注目されるプロデューサーに。

2011年さらに洗練されたダンスポップサウンドを見せた『Living on the Edge of Time』も好評で、その後、Katy Perry、Lana Del ReyGorillaz、Moby、Lady Gagaらメジャーアーティストのリミックスやコラボレーションも行っています。

また、カンヌ国際映画祭で注目を集めた映画『マルグリット&ジュリアン』(2015年)の音楽も担当。

2020年アルバム4作目となる『Nosso Ritmo』では、ブラジル、トロピカルディスコ・ハウスへのアプローチを見せており、多様な音楽表現で愉しませてくれます。

2021年には別プロジェクトとなるDESTIINO名義で、過剰なメロディーを避け、ダークな雰囲気を纏う原点回帰的なミニマルミュージックを探求しており鬼才ぶりを遺憾なく発揮しています。

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Yuksek : レビュー

Yuksek – Roulette

2022年7月リリース作。フレンチエレクトロらしい色彩豊かなポップ&ディスコ。

 

コンゴ、キンキャサのストリートバンド、Jupiter & Okwessとのマッチアップ。ワイルドなアフロカリビアン・エレクトロ。

 

Nosso Ritmo』より、ベルリンのAOR系ディスコサウンドを提唱するレーベル、”Too Slow To Disco“からもリリースされているブラジル経由のネオフレンチ・ディスコ。

 

Destiino – Afsila

Destiino名義によるミニマルフレンチエレクトロ。カッコイイ!

 

鬼才フレンチエレクトロ、 Yuksek (ユクセック)でした。

最近の作品中心にレビューしましたが、かなりリミックスワークも多く仕事しておりフレンチエレクトロ好きには堪らない作品が盛りだくさんです。

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