イギリス、リバプールをベースに活動する若手エレクトロニックDJ、プロデューサー、Sam Lewisこと SG Lewis (SGルイス)。
元々地元リバプールのクラブ「Chibuku」でのレジデント(常駐)DJをベースとしていて、そこでゲストDJのプレイを間近で見ながらスキルを磨き、現在所属するレーベル、「RMP」のオファーで同レーベルの看板SSW、Jessie Ware”You&I(Forever)”のリミックスを手掛けPharrell WilliamsやJustin Timberlakeからも注目されるほど話題となります。
そのRMPに所属するこちらも看板アーティストであるDisclosureのイベントサポートやアメリカの注目R&Bシンガー、Gallantとのコラボレイト、ボストンの宅録DIY系シンガー、Clairoとのコラボレイトなど、次々に話題と注目を集める若手プロデューサー。
2021年ファーストアルバムとなる『times』ではCHICのNile RodgersをはじめLucky Daye、Channel Tres、Ryheらゲストとの非常に完成度の高い煌びやかなディスコサウンドを披露。
2023年1月にはセカンドとなる『AudioLust&HigherLove』をリリース。前作を上回るクオリティで、クラブミュージックファンだけでなく誰にでも楽しめるメロディアスでスムースなディスコポップミュージックへと昇華させています。
SG Lewis : レビュー
Lifetime
『AudioLust&HigherLove』より2曲。美しく温かみのあるメロディが全体を包むシンセディスコポップ。
Fever Dreamer
Charlotte Day Wilson、Channel Tresという組み合わせだけで合格点なスムースディスコダンサー。
Feed The Fire ft. Lucky Daye
『times』より、Lucky Dayeのボーカルも冴えるタイトで思わず身体が揺れるグルーヴィなビートに、ほどよいポップさが絶妙にブレンドされた秀作。
Jessie Ware – You & I Forever
原曲をローファイなエレクトロに仕上げたリミックスワークによるSG Lewisの出世作。
こちらはJessie Wareの原曲
Better
アメリカの新鋭シンガーソングライター、Clairoとのコラボ。こちらはうって変わってキャッチーに仕上げたレトロ・ディスコポップ。
All Night feat. Dornik
お気に入り。個人的に好きなアーティスト、レーベルメイトでもあるDornikとのコラボによるエレクトロR&B
Dusk
EP 「Dusk」よりタイトル曲。80年代風フューチャーエレクトロサウンド
Dark feat. Drew Love
まとめ
次々に話題と注目を集める新鋭エレクトロ・プロデューサー、 SG Lewis でした。
絶妙なバランス感覚でクラブサウンドを誰でも聴き易くポップに仕上げる職人的トラックメイカーですね。