ニューオーリンズ出身のR&Bシンガー、2020年のグラミー賞最優秀R&Bソング賞、R&Bアルバム賞など4部門にノミネートされた話題の注目大型新人シンガー、 Lucky Daye (ラッキー・ダイエ)。
当サイトでもたびたび紹介していた極上アーバンメロウチューン、”Roll Some Mo“をはじめ、新人とは思えぬ成熟したボーカルワークと、スウィート&ビターな大人のR&Bサウンドでメジャーとは一線を画したスタイリッシュな路線を貫く存在。
自身のシンガーデビュー前はBoyz Ⅱ Men、Ella Mai、Trey Songzなどのソングライティングも手掛けていたという実力の持ち主。
2019年デビューアルバム、『Painted』のプロデュースはリアーナやジャネット・ジャクソン、メアリーJ・ブライジ、アッシャーなどを手掛ける気鋭プロデューサー、「D・マイル」ことDernst “D’Mile” Emile II世がほぼ楽曲提供したもの。
Prince、Chaka Khan、Blackstreetなどを聴きながらD・マイルと共同で制作されたというデビューアルバム、『Painted』、そして2022年にはそのD・マイルとのコンビによる2ndアルバム『Candydrip』がリリースされ、デビューアルバムをよりアップデートしたセクシーで洗練された内容となっていて、これはなかなかの名盤になる予感がします!
Lucky Daye : レビュー
Over
2ndアルバム『Candydrip』より。
Musiq Soulchildの2002年作”Halfcrazy“の印象的なギターフレーズをサンプリングした極上メロウR&B。
Feels Like
ビビットで光沢のあるサウンドと美しいファルセットボイスが光るファンキーソウル。
How Much Can A Heart Take feat. Yebba
2021年EP『Table For Two』ではAri LennoxやQueen Naija、Joyce Wriceら各曲に旬な女性ボーカリストを迎えての7作品をリリースしていましたが、その中から、注目のボーカリストYebbaとのセッション。
Roll Some Mo (Remix)
大ヒット曲、”Roll Some Mo“のリミックス版ではTy Dolla SignとWaleをフィーチャーしつつも、原曲の良さを崩さずメロウヒップホップに仕上げています。
こちら2020年5月にリリースのDeluxe Editionにも収録の夏仕様レゲエテイスト”Roll Some Mo“、おススメ。
Paint It
彼がファンであるという、どこか80年代から90年代のプリンスを彷彿とさせるキャッチーな曲。
Shoulda feat. Babyface
Deluxe Editionのスペシャルトラックは、R&Bレジェンドプロデューサー&シンガー、ベビーフェイスとのコラボレーション。
Kehlani – Can You Blame Me
Kehlaniのニューアルバムでのコラボレーション。こういうコラボ仕事も増えそうですね。
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まとめ
大人でスタイリッシュな大型新人R&Bシンガー、 Lucky Daye (ラッキー・ダイエ)でした。『Painted』に続き『Candydrip』も聴き応え十分なモダンR&B作品になっています!おススメ。
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