Andy Shauf / カナダのナンバーワン・フォークポップ・ストーリーテラー

Andy Shauf Pop
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カナダ中部、サスカチュワン州の州都レジャイナ出身のフォーク・シンガーソングライター、 Andy Shauf (アンディ・シャウフ)。

両親は福音主義キリスト教徒で、楽器店を経営しており、その影響もあってか、ギター、ピアノ、ベース、ドラム、クラリネットなど様々な楽器を習得し、家族のクリスチャン・ロック・グループの一員としても活動。

10代の頃、「キャプテン」というクリスチャン・ポップパンクバンドでドラムを担当していたが、あまりスピリチュアルな事柄に興味を示さなかったためグループを脱退。

ソロでの活動が性に合ったため、自宅の地下室をスタジオ代わりに演奏からプロダクション、エンジニアリングまで一人でこなすDIYレコーディングに専念し、2009年に『Darker Days』というタイトルで初期の作品群を自主制作でリリース。

2012年正規アルバムとして『Bearer of Bad News』を作成、2015年にオレゴン州ポートランドのレーベルTender Loving Empireと契約し上記アルバムがリリース。

アルバムはアメリカでも人気を博し、翌2016年にリリースされた『The Party』も世界的に高い評価を獲得し、アカナダの音楽賞2016年ポラリス音楽賞ノミネート、 2017年、ジュノ・アワードのアダルト・オルタナティブ・アルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされるなど大きな成功となった。

ウィルコ、エリオット・スミス、ニール・ヤングに影響を受けたというシャウフの静かで緻密で叙情的なサウンドと、文学的で実直、登場人物の感情を深く掘り下げた描写が特徴的。純粋なフォークソングに見え隠れするジャズ、ヴィンテージR&B、ディスコなど多様なアレンジで、より深く幅広い音楽性で聴き飽きることのない魅力を放っています。

2023年2月にはアルバム『Norm』をリリース。カラフルなキャラクター、細かいディテール、豊かな感情の深さを表現した高いストーリーテリングで構成されたアンディ・シャウフらしいアルバムになっています。

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Andy Shauf : レビュー

Norm』からのファーストカット、軽やかなストリングスで始まるドリーミーなオルタナポップ。MVの神様役にはカナダの人気コメディアンLauren Servideoが演じています。

 

美しいボーカルとシンセ、ドラムがしっとりと、ゆったりと流れるAndy Shaufらしいフォークポップ。

 

“ネオン・スカイライン”という名前のバーを訪れる人たちの、一夜を描いた2020年のコンセプト・アルバムからタイトルトラック。

 

傑作アルバム『The Party』からのオープニング。素晴らしい展開、ストリングスとクラリネット (Shauf の定番) の美しく絶妙なアレンジメントはまさにマジシャンで、夜のエンターテイメントへと誘います。

 

The Party』の(個人的な)ハイライト曲。ギターとピアノによるコード進行、静けさからゆっくりと上昇するアンサンブルと朴訥としたボーカルがもう堪らない、ずっと聴いていられる個人的に大好きな、衝撃の一曲。

 

カナダのナンバーワン・フォークポップ・ストーリーテラー、 Andy Shauf (アンディ・シャウフ)でした。

緻密で絶妙なアレンジのアンサンブルとコンセプチュアルなストーリーによる魅力的なアルバムを送り出しているアーティストです。神と地上の愛の複雑さを探求した最新アルバム『Norm』も是非チェックしてみてください。