Cassandra Jenkins / ブルックリン発の上質アンビエント・フォーク

Cassandra Jenkins Indie
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ニューヨーク、ブルックリン出身のシンガーソングライター、 Cassandra Jenkins (カッサンドラ・ジェンキンス)。

両親もミュージシャンの音楽一家で、幼い頃から歌とギターを学び12歳になる頃にはウェスタン・スウィング、フォーク、ジャズを専門とするファミリー・バンドの一員として、両親と2人の兄弟とともにフォーク・フェスティバルをサーキットするという家庭環境で育ち、その後、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインで視覚芸術を学んだ後、『ニューヨーカー』誌の編集アシスタントに就職。

その傍らミュージシャンとしての活動も維持し続けており、2014年セルフリリースによるソロ作『EP』を制作。地道な音楽コネクションの中でThe FieryFurnacesのEleanor Friedberger(エレノア・フリードバーガー)やThe Hold SteadyのフロントマンのCraig Finn (クレイグフィン)、Purple Mountainsらのコラボレイターとして活動し、2017年『Play Till You Win』をリリース。

ドリームポップ、ダークさをまとったアンビエントポップ~アコースティックに物静かなジェンキンスのボーカルが溶け合う、本人曰く「Cosmic American」が展開され各メディアから高い評価を獲得。

2021年にはNYのフォークバンド、Bonny Light HorsemanのJosh Kaufmanをエンジニアに迎えた『Overview on Phenomenal Nature』をリリース。

アメリカンフォーク、チェンバーポップを前進させた、完成度の高い素晴らしい作品になっています。

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Cassandra Jenkins : レビュー

Hard Drive

印象的なサックスとジョシュ・カウフマンのきらびやかなギターに、ジェンキンスのカタルシスが瞑想的に折り重なる奥深い作品。

 

It’s You

アメリカの音楽雑誌Under the Radarの20周年コンピレーションアルバムから、Animal collectiveの2005年作「It’s You」をカバー。

 

Honda’s Well 

スライドギターの音色が気持ち良いアンビエントポップ。名前の由来はちょっとわからないですね。

 

ブルックリン発の上質アンビエント・フォーク、Cassandra Jenkins でした(カッサンドラ・ジェンキンス)。

ひとりゆっくりと音楽に浸りたい時にもおススメの作品です。