カナダ、モントリオール出身のエレクトロ・ファンクデュオ、Dave One(デイヴ・ワン)とP-Thugg(ピー・サグ)の二人組、 Chromeo (クローメオ)。
トークボックス、ヴィンテージ・ドラムマシン、きらびやかなシンセサイザーを愛し、Zapp、Prince、Hall & Oatesなど80年代のファンクやディスコソウルにインスパイアされたサウンドを開発。
2002年に結成以来、年を追うごとにそのサウンドは洗練されていき、2014アルバム『White Women』ではToro y MoiやSolange、Vanpire WeekendのEzra Koeingをゲストに迎い入れ、ビルボードアルバムチャート最高11位と健闘し彼らのディスコポップサウンドのひとつの完成形となりました、
2018年の『Head Over Heels』ではDRAM、French Montana、Amber Markなどのゲスト参加によって前作をよりワイドに、さらに(良い意味で)分り易いサウンドへと昇華。
現代エレクトロファンク・ポップのパイオニアとしての地位を築いた感があります。
2023年3月31日にはDave Oneの弟でありカナダを代表するDJ、A-Trakとシカゴの新鋭ラッパーRic Wilsonとのコラボレーションアルバム『CLUSTERFUNK』がリリースされています。
Chromeo – レビュー
Ric Wilson, Chromeo & A-Trak – Pay It No Mind
『CLUSTERFUNK』より、Chromeo&A-Trackによる煌びやかなエレクトロファンクにRic Wilsonのラップの相性もバッチリ。
Everyone Moves To LA feat. Felicia Douglass
こちらも『CLUSTERFUNK』から、ブルックリンの女性シンガーFelicia Douglassを迎えて、女性ボーカルが入ることでよりキャッチー雰囲気に。
Juice
アルバム「Head Over Heal」から、Chromeo らしいポップ感全開の絶品エレクトロファンク。
Don’t Stop feat. French Montana & Stefflon Don
今旬なラッパー、フレンチ・モンタナとステフロン・ドンをフィーチャーしたCalvin Harrisのfunk wav bounces的メインストリームなエレクトロポップチューン。
Must’ve Been feat. DRAM
ラッパーのDRAMをフィーチャーした明るく元気になれるキャッチーポップソング。
Just Friends
Amber Markをフィーチャーした、80年代風なビビットなトラックが心地良いオルタナティヴR&Bチューン。
Night by Night
おススメ。2010作「Buisiness Casual」から、Daft Punkやフレンチシンセポップともシンクロするディスコポップ。
美脚のエレクトロ・ファンクデュオ、Chromeoでした。
2020年代に入ってもまだまだ進化が止まらない美脚エレクトロファンクデュオです。