Dinner Party / 新世代ジャズ界を代表する両雄の共演

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Kamasi Washington(カマシ・ワシントン)、Robert Glasper(ロバート・グラスパー)、Terrace Martin(テラス・マーティン)、9th Wonder(Patrick Douthit)というとんでもなく豪華な4人によるコラボレーションプロジェクトは、その名も Dinner Party (ディナーパーティ)。

R+R=NOWでも共演していたふたり(テラス・マーティンとロバート・グラスパー)が新たなプロジェクトをスタートしようということで始まったらしいこの企画、テラス・マーティンのお幼馴染でWCGDの仲間でもあるカマシ・ワシントンと、互いに楽曲のフォローアップしつつされつつの仲であるヒップホッププロデューサー、9th Wonder(ナインス・ワンダー)を連れてきてのファンタスティックな企画の7曲入りアルバム、『Dinner Party』は2020年7月10日にリリースされています。

7曲中4曲には今旬なラッパー、SminoNonameのアルバムのコラボレイターでもありプロデューサー、キーボーディスト、シンガーであるPhoelix(フィーリックス)がフィーチャーされています。ここも繋がりがあるんでしょうかね。

ちなみにアルバムジャケットはカマシ・ワシントンの妹でアーティストのアマニ・ワシントンが手掛けたもの。

Kamasi WashingtonRobert Glasper、2010年代の新鋭アメリカジャズ界を代表する当代きっての両雄が相まみえる貴重なプロジェクト、さっそく聴いてみましょう。

 

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Dinner Party : レビュー

Freeze Tag feat. Phoelix

先行カットされていたシングル。意表をつくようなオーソドックスな70年代風ソウルにPhoelixのシルキーなボーカルが映える作品。

ロバートグラスパーも参加していたJeff Bradshawの”All Time Love“を彷彿とさせるつくり。

Dinner Party – Freeze Tag (feat. Phoelix)

 

 

Sleepless Nights feat. Phoelix

9th Wonderのものだと一聴で分かるヒップホップトラック、3分の間に各自の持ち味がスムーズに溶け合う気持ちの良いサウンドとPhoelixのボーカルの浮遊感が堪らない内容。

Dinner Party – Sleepless Nights (feat. Phoelix)

 

 

First Responders

個人的にイチバン好きな曲。おススメ。

(おそらく)9th WonderとTerrace Martinはトラックづくりにまわり、カマシのサックスソロを全面フィーチャー。カマシの抑えながらも彼らしい音階の使い方がエモく、グラスパーの地味にバックで揺れるエレピがニクいインストルメンタル。痺れる。

Dinner Party – First Responders

 

LUV U

Robert Glasper Experimentの世界とウェストコーストゲットダウンが合体した、聴いてるとニヤけてしまう内容。グラスパーとテラス・マーティンの世界観という感じ。9th Wonderもか。

Dinner Party – LUV U

 

 

まとめ

豪華4人が共演するDinner Party(ディナー・パーティ)をレビューしました。7曲、うーん欲を言えばもう少し聴きたい、けどちょっと物足りないくらいが丁度よいのかもしれません。

それにしてもロバート・グラスパーのセッションマインドはスゴいですね、RGEAugust GreeneR+R=NOWなどなど、次々に新たな可能性を柔軟なフットワークで模索している姿勢は素晴らしいのひとこと!