デトロイト出身の新星ジャズベーシスト、コンポーザーの Endea Owens (エンデア・オーウェンス)。
ニューヨークの名門、ジュリアード音楽院でジャズ研究の学位と博士号を取得し2018年卒業。
ジェニファー・ホリデイ、ロンダ・アンド・ダイアナ・ロス、ジャズメイア・ホーン、ディー・ディー・ブリッジウォーター、スティーブ・ターレ、リー・デラリアなどジャズ界の実力者との共演を果たし、H.E.RのNFLスーパーボウルでのパフォーマンス時のベーシストやジョン・バティステのグラミーアルバム『WE ARE』への参加と、音楽シーンで着実にキャリアを積んでいるアーティストです。
その傍ら、The Cookoutという6人組バンドを編成しNPR Music Tiny Desk Concertへの出演、そしてそのバンドを従えての初リードアルバムとなる『Feel Good Music』を2023年8月にリリース。
さらにシンシナティ交響楽団とのコラボレーションや、同団体の2023年のMACミュージック・イノベーターへの就任、ハーレム国立芸術クラブのキュレーターや同クラブでのパフォーマンス、レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベアのハウス・ベーシスト、各種慈善活動など活躍の幅を拡げています。
情熱的で表現豊かなベースが存在感を放つ彼女のリードアルバム『Feel Good Music』+パフォーマンスを聴いていきましょう。
Endea Owens : レビュー
Cycles (What Goes Around Comes Back Around)
シルキーなホーン・ラインと官能的なビート、ベースのドライブ感とピアノソロが一体となったダイナミックなボールルームジャズ。
I Still Believe (feat. J.Hoard & Shenel Johns)
Kassa Overallの作品にも参加しているJ.Hoardとジャズ~R&B女性シンガーShenel Jonesを迎えたゴスペル/ソウル。
Endea Owens & The Cookout live at Dizzy’s Club
“Moanin”でアツいソロを聴かせてくれるThe Cookoutとのパフォーマンス。
Higher Ground
Stevie Wonderの”Higher Ground“のパフォーマンス。前半だけだけど歌も披露。
Endea Owens and The Cookout: Tiny Desk Concert
ジョン・バティステ回でもベーシストとして登場していた彼女のリードアクト。
情熱的で表現豊かな注目のジャズベーシスト、Endea Owensでした。これからのジャズ界を担いその存在をさらに高めていきそうな新人ジャズベーシストです。