シンガーソングライターのMica TenenbaumとプロデューサーのMatthew Levinからなる、ロサンゼルス拠点のシンセポップデュオ、 Magdalena Bay (マグダレーナ・ベイ)。
地元はマイアミで、学校の放課後の音楽プログラムで出会い、そこでジェネシスとキング・クリムゾンが好きだという共通点から絆を深めて当初はプログレバンドを立ち上げたそう。
別々の大学に進んだ後は一旦解散するも、「”ポップ “が本当に意味することの境界線を押し広げるような、実験的なポップミュージックを発見する」ことをコンセプトに再結成。
現在のエレクトロポップのスタイルで2019年EP『mini mix vol.1』をセルフリリース。Charli XCXやGrimesのサウンドリファレンスとレトロフューチャーな雰囲気のプロダクション、VHSビデオのようなDIY編集されたMVがとても新鮮です。
このスタイルをさらにポップ&ワイドに進化させた2020年EP『A Little Rhythm and a Wicked Feeling』、続く2021年にデビューアルバムとなる『Mercurial World』をリリース。
2023年4月13日にはミックステープシリーズ第三弾となる『mini mix Vol.3』をコーチェラ出演のタイミングでリリースしています。
洗練されたレトロフューチャーポップ、ユーモアセンス、ポップで嫌味のないメロディとグルーヴ感は、単なる”コンピューター・ポップ”と呼ぶには似て非なる完成されたプロダクションです。
Magdalena Bay : レビュー
mini mix vol. 3
『mini mix Vol.3』の作品全作を紹介する90’sムードミュージックビデオを公開しています。
Secrets (Your Fire)
『Mercurial World』より、僕のポップ心のど真ん中を射抜くような胸キュンサウンド!
How to Get Physical
2020年EP『A Little Rhythm and a Wicked Feeling』より、現代版フィジカルですねぇ。
LA産レトロフューチャー・ポップ、 Magdalena Bay (マグダレーナ・ベイ)でした。
現在のティーンエイジャーから80年代にティーンエイジャーだった方にもおススメしたい、古くて新しい珠玉のエレクトロポップスです!