イギリス、ウェストロンドン出身のキーボーディスト、シンガー。伝説的パンクバンド、セックスピストルズのドラマーPaul Cookを父に持ち、カルチャークラブのバックボーカルを務めていたJeni Cookを母に持つ、ブリティッシュ・ラバーズレゲエシンガー、 Hollie Cook (ホリー・クック)。
70年代から活動しているイギリスの女性ポストパンクバンドで、70年代後半にはレゲエ・ダブの手法を取り入れたその後のポストパンク・ニューウェーヴの路線を切り拓いていった“The Slits”が、2000年代に再結成した時のメンバー(キーボード)としても参加していています。
そのバンドの中心人物であったボーカルの”アリ・アップ”が、2010年に惜しくも他界してしまったことからバンドは事実上の解散となりますが、その影響下からかソロ活動においてもイギリスのレゲエプロデューサーであるPrince Fatty(プリンス・ファッティ)と組み、ラバーズロックレゲエを中心とした楽曲をリリースしています。
Janet Kayを彷彿とさせるイギリス的、ジャマイカンヴィンテージ+メロウで爽やかなトロピカルバイブレーションなレゲエを聴かせてくれます。
Discography(アルバム)
Hollie Cook (2011)
Twice (2014)
Vessel of Love (2018)
Review(レビュー)
Survive
2018年「Vessel of Love」からおススメ。トロピカルでキュートなキラーチューン!
Stayin’ Alive
ドライブするベースライン、グルーヴィなリディムとサビの伸びやかなメロディに思わず身体も揺れる。
Angel Fire
ジャマイカンルーツスタイルを前面に出した楽曲とホーンセクションが印象的なレトロバイヴ。
Pstman
お気に入り。サイケトロピカルポップといった趣き、途中のスチールドラムも印象的。
Milk & Honey
ファーストアルバム「Hollie Cook」のオープニング。この曲で彼女のスタイルを決定付けたと言っても良いでしょう。ヴィンテージ感溢れる甘美なラバーズロック!
まとめ
メロウで爽やかトロピカルバイブレーション、魅惑のUKラヴァーズロックシンガー、 Hollie Cook でした。サイケでポップなトロピカルレゲエをもってキャンプに行きたくなりますね。
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