第62回2020年 グラミー賞 のノミネート曲、アーティストが発表されたので、サクラタップス音楽部的視点で注目曲を紹介していきます。
勢いあまって前回メインカテゴリー編でも一部紹介していますが、今回はR&B、Rap、Dance/Electronic Music編をお送りしていきましょう。
2020/1/27追記;#受賞ソング/アーティストを表記
H.E.R. – Could’ve Been ft. Bryson Tiller
今回は最優秀楽曲(HARD PLACE)、最優秀アルバムにもノミネートされているH.E.Rですが、ベストR&Bパフォーマンスでもブライソン・ティラーとのデュエット曲がノミネートされてます。昨年の新人賞からH.E.Rは常連になりつつありますね。
Anderson .Paak Ft. Smokey Robinson – Make It Better
きましたね、アンダーソン・パクの最新アルバム、VenturaはベストR&Bアルバムからのノミネートですね。Rapじゃないんだな。こちらは御大スモーキーロビンソン客演によるスムースR&B。
#Best R&B Performance受賞!
Black Pumas – Black Moon Rising
最優秀新人賞ノミネートの一組、ちょっとウィナーは厳しいかもしれないけど、このユニットのギタリスト/プロデューサーであるAdrian Quesadaは2011年にgroup fantasmaでの受賞経験ありの実力派。
Nipsey Hussle – Racks In The Middle (feat. Roddy Ricch & Hit-Boy)
今年3月31日に銃撃され亡くなったNipsey Hussleが涙のノミネート。ベストラップパフォーマンスにはこの”Racks In The Middle”、#Best Rap Performance受賞!
DJ Khaled – Higher ft. Nipsey Hussle, John Legend
Nipsey Hussle関連ではもう一曲、DJ Khaled、John LegendとのパフォーマンスがBest Rap/Sung Performanceでノミネート。
#Best Rap/Sung Performance受賞!
Tyler, The Creator – IGOR
前作の「Flower Boy」が個人的に大傑作でずっと聴いてましたが、このIGORも相変わらずの変態的な世界観が心地良いOdd Futureのリーダー、Tyler, The Creatorはベストラップアルバムにノミネート!
# Best Rap Album受賞!
Lil Baby x Gunna – Drip Too Hard
アトランタ出身の人気沸騰中の気鋭ラッパーLil Babyと同じジョージア州出身のラッパーで最近頭角を現しているGunnaのカップリング。サクラタップス5月のBGMにも収録されている”Drip Too Hard”はBest Rap/Sung Performanceにノミネート。
The Chemical Brothers – (No Geography) – Got To Keep On
イギリスを代表するテクノ・エレクトロニックミュージックユニット、9作目となるオリジナルアルバム「No Geography」はもう安定の出来栄え。この”Got To Keep On”がBest Dance Recordingでのノミネート。アルバムもBest Dance/Electronic Albumでノミネート。
ソウルトレイン風のグループダンスからダンサーの手足が融合していくちょいキモMVはフランスの映画監督ミッシェル&オリビエゴンドリー兄弟作品。
#Best Dance Recording、Best Dance/Electronic Album受賞!
Bonobo : Linked
ベテランの域に達した感のあるSimon Green=Bonoboの2017年『Bambro Koyo Ganda』に続くBest Dance Recordingでのノミネート。
Tycho – WEATHER – Pink & Blue (RAC Mix)
こちらもベテランエレクトロ・ダウンテンポプロデューサー、TycoのNinja Tuneからのアルバム「Weather」が2016年「Epoch」に続くBest Dance/Electronic Albumでのノミネート。
まとめ
以上、グラミー賞 2020 ノミネート曲レビュー(R&B、Rap、Electronic Music編)でお送りしました。なんかとっ散らかってる気もしないではないですが、随時整理、もしかしたら追加していきます。
そして次回はJAZZ編も作成します。