イギリス、サウスロンドン出身でナイジェリア、チャド、フランスの血を受け継ぐ18歳のポエトリー/シンガーソングライター、 Arlo Parks (アーロ・パークス)。
2019年「Cola」で注目を浴び、イギリスの注目の新人リストである「BBC Sound Of 2020」にもCeleste、Joy Crooke等と共に選出。
2019年9月にはJordan Rakeiのツアーサポートに抜擢と、その活躍の場を広めています。
アメリカの詩人、ギンズバーグやドアーズのジム・モリソンから、イアン・S・トーマスなどの現代詩人までを読みふけり、YouTubeで古いチェット・ベイカーのパフォーマンスを見て育ち、思春期にはドレイクやアール・スウェットシャツらのヒップホップから、ジミ・ヘンドリックス、デヴィッド・ボウイ、ポーティス・ヘッドまで大きな影響を受けたという彼女の音楽性は・・・
と、ここまで書いただけでもその複雑さと繊細さはご想像の通り。18歳のフレッシュ感と詩的で深みのある、瑞々しさが溢れる作品群をチェックしてみてください。
Arlo Parks – Review(レビュー)
Hope
Green Eyes
タイトでファンクなビートループに、ビビッドに響く歌声がなんとも魅力的。
Cola
瑞々しく染み渡るように語りかけてくるアーロの歌声に引き込まれる、Jordan RakeiとシンクロするようなインディR&B
Eugene
印象的なギターリフのインディサウンド。バイセクシャルである彼女のバックグラウンドの中で「友人に恋する複雑な感情」を表現したもの。
Sophie
ポーティスヘッドやジ・インターネットのシドに通ずるように詩的な、絶望の中の希望を見出すような歌詞と途中のスポークンワードが印象的。
Paperbacks
ビッグビートなドラムループとレイドバックしたメロディ、涼し気なギターが織りなす端麗な次世代ネオソウル。
George
Yazmin Laceyとも近いグルーヴィで凛々しさを感じる作品。間奏(2:10~)のギターソロが意外だけど印象的。
Arlo Parks : まとめ
瑞々しさが溢れる詩的なインディR&B、Arlo Parks (アーロ・パークス)でした。ロンドンの新生代インディR&B~ネオソウルとして台頭してきそうな才能に溢れたアーティストです。
Jordan Rakei、The Internet、Frank Oceanあたりが好きな人は要チェック!
こちらで紹介している「Green Eyes」や「Eugene」の収録された2021年待望のデビューアルバム『Collapsed In Sunbeams』がリリースされていますね。コチラも要チェック!