日本人の母親とアメリカ人の父を持つ、シアトル生まれのLA在住のネオ・ソウル、ローファイ・オルタナティブR&B系シンガーソングライター、Tierra Umi WilsonことUMI(ウミ)。
現代インディアーティスト的なSNSを活用したセルフプロデュース、セルフプロモーションを中心に活動していて、2017年に「Happy Again」をリリースし、2018年1月には初のEP「Interlude」もリリース。
SZAとFrank Oceanのメロディと叙情詩の影響を受けたという、飾り気のない素直でシンプルなリリックと、現代的アプローチでありながらノスタルジックでメロディアスなローファイR&Bサウンドの組み合わせが個性的で、耳に心地良く染み渡り癒されること間違いありません。
インディペンデントでいくつかのシングルスをリリースした後、UMIは現在YouTubeチャンネルで24,000人以上のユーザーを獲得し、2017年7月にリリースしたキャッチーで魅力的な曲「FRIENDZONE」はSpotifyで450,000以上のプレイを獲得したほか、Spotify Fresh Finds Best of 2017プレイリストにも選出されています。
2020年にはEP『Introspection』をリリース。その楽曲を管楽器などを配したフルバンド形式で再構築した『Introspection Reimagined』では大人に成長した側面を見せてくれました。
2022年も新作シングルをしており自作に期待が膨らむUMIを聴いていきます。
UMI : レビュー
whatever u like
2022年最新作。爽やかなギターサウンドとヒップホップ系ビートがセンス良くブレンドされています。
Open Up Reimagined
『Introspection Reimagined』より、原曲、”Open Up”を非常に大人なジャジーサウンドに再構築!あまりUMIのイメージになかったアプローチで新鮮です。
Friendzone
UMIのアプローチが分かる代表的なキャッチー・ローファイR&B!
Remember Me
おススメ。甘く切ない歌詞とギターリフ、ゆったりとしたメロディがグッときます。
T-Shirt
MVが爽やかでかわいらしくてイイですね。Maxell URのカセット(懐かしい!)でウォークマン聴きながらLAの様々なローカルな場所を舞台にダンスしています。
Sukidakara /好きだから
なんと!日本語歌詞の曲がリリース!これはあれですね、HONNEの”Warm On A Cold Night”以来の日本語ラブソングですよ。
Picture Perfect
ハープの音色が全体を包み込むJhene Aiko系のしっとりとした2020年作のR&B。なんだか最近セクシーになってきましたね。
Kyle Dion – Play Too Much (feat.UMI&DUCKWRTH)
ジャジーソウル&ファルセットボイスな注目の新人、Kyle DionにUMIとDUCKWRTHのラップがハマる相性ピッタリな軽快でどこかレトロなR&Bサウンド!
▼Kyle Dionの記事はこちら▼
Introspection
2020年6月EP『Introspection』がリリースされています。
そのEPよりタイトルナンバーのしっとりと聴かせるスウィート・アーバンメロウチューンとキュートなUMIらしいインディR&B『Pretty Girl Hi!』の2曲。
2020年6月EP『Introspection』は6曲収録の全編癒し系のスロウ~ミディアムテンポ。おススメです。
まとめ
日本人の母親とアメリカ人の父を持つローファイR&Bシンガー、UMIでした。
イギリスのJorja SmithやPrincess Nokiaなどの新世代ネオソウル・R&Bシンガーとして、ちょっとキャラクターは2人とは違って癒し系ですが、今後の活躍が期待されます。
2022