River Tiber / ディープな世界観に引き込まれるオルタナティヴR&B

River Tiber Indie
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カナダ・トロント生まれのマルチ奏者、シンガーソングライター、Tommy Paxton-Beesleyのアーティストネーム、 River Tiber (リバー・タイバー)。

幼い頃にチェロをマスターし、その後ドラム、トロンボーン、ギターを習得。

名門ボストンのバークリー音楽院を卒業後、トロントを拠点にヒップホップトラックメイカーとしてTravi$ Scott、Ghostface Killah、Jazz Cartierらへの楽曲提供。

2013年頃よりソロアーティストとして活動を開始し、EP『The Star Falls』をリリース。ヒップホップビートメイカーの経験値に、レディオヘッドの影響を受けたダークなサイケデリック・ロックのエッセンスが取り入れられた独自の世界観を構築。

2016年にデビューフルアルバム『Indigo』をリリース。Daniel CaeserTess Parksといったトロントベースのアーティストをゲストに迎えた上質なオルタナティヴR&B作品で、アルバムに収録された「Acid Test」は、カナダの賞レースSOCAN Songwriting Prizeにもノミネート。

Kaytranada、Badbadnotgood、Charlotte Day Wilson、Drakeらカナダを代表するアーティストらともコラボレーションワークを経て、2022年2ndアルバムとなる『Dreaming Eyes』がリリースされています。

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River Tiber : レビュー

Dreaming Eyes』より、深みのあるベースラインとドライなドラムロール、メランコリックでありながらしっかりとしたメロディラインによるリバー・タイバーらしいダーク&オルタナティヴな作品。

 

レイドバックしたグルーヴ感に調和の取れたギター&コーラスが妖艶に絡み合う、彼の世界観にどっぷりハマれる曲。おススメ。

 

ヒップホップトラックメイカーとしての経験値が活かされた魅力的なドラムトラックにゆったりとしたメロディのコントラストが素晴らしい。

 

KAYTRANADAとの共作。ドリーミーなバウンストラックがカッコイイ。

 

アルバム『Indigo』から、Daniel Caeserをフィーチャーした美麗トラック。

 

2015年EP『When the Time is Right』より、印象的なシンセフックがDRAKEの”No Tellin’“でサンプリング。

 

ディープな世界観に引き込まれるオルタナティヴR&B、 River Tiber (リバー・タイバー)でした。

BBND、Jonah YanoCharlotte Day Wilsonなど、個人的にも大好物なカナダ勢特有のディープでダークでセンシティヴな世界観にヒップホップやロックのスパイスを絶妙に利かせていて、彼の曲はどの曲も独自の魅力とインパクトを放っていますね。