Dry Cleaning / ロンドン新世代ポストパンクの超個性派バンド

Dry Cleaning Indie
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サウスロンドンを拠点とする4ピースポスト・パンクバンド、 Dry Cleaning (ドライ・クリーニング)。

Tom Dowse(ギター)、Lewis Maynard(ベース)、Nick Buxton(ドラム)の3人はサウスロンドンのパンク、ハードコア・シーンのベテランとして、B-52’sのようなバンドに影響を受けたインスト・ポストパンクバンドを結成、ボーカリストを探している中でTom Dowseの大学時代の友人であるFlorence Shawを誘い2018年から現在の形で活動。

イラストレーターと大学の客員講師を務めていたFlorence Shawのアートワークや耳にした会話、新聞、広告などからつなぎ合わせた歌詞を、距離を置いたような、まさにドライな感覚でスポークンワード風に表現することにより、バンドの音楽に深い奥行きと大きな個性が加えられています。

EP『Sweet Princess』、『Baundary Road Snacks and Drinks』を経て2021年デビューアルバム『New Long Leg』、そして2022年10月には早くも2ndアルバム『Stumpwork』がリリース。

ベテランミュージシャンのバンドサウンドに、そもそも音楽的キャリアを持たなかったFlorence Shawのスポークンワード、ポエトリー・リーディングによる非音楽的な表現が化学反応を起こし、ユーモアと個性が爆発する新しくも唯一無二な存在感を示す、なかなか面白いバンドです。

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Dry Cleaning : レビュー

Stumpwork』より。”家族の混乱の結果、逃げ出したペットのカメについての嘆き”だそうで、タイトなバンドサウンドとのギャップが最高な、ペットのカメGary Ashby君についてのシュールな曲。

 

とにかくバックのバウンドサウンドのカッコよさ、そしてそのサウンドにつかず離れずの絶妙な距離感で綴るFlorence Shawのポエトリー・リーディングによって創り上げられる魅力的な世界観。動画の意味不明さもイイ!

 

2021年『New Long Leg』より、ソニック・ユースに少し余白を残したようなループサウンドとぶっきらぼうなFlorenceのボーカルがハマってる。

 

New Long Leg』の楽曲によるTDC。SET LISTは “Her Hippo” “Unsmart Lady” “Leafy” “Viking Hair”

このフローレンスのミュージシャンっぽさ0、素人さが漂うパフォーマンスがこのバンドの最大の魅力であることに気づかされます。

 

ロンドン新世代ポストパンクの超個性派バンド、 Dry Cleaning (ドライ・クリーニング)でした。

バックの巧みなサウンドとフローレンスの素人っぽさ、ミュージシャンとしての垢抜けなさっぷりのギャップが見ててハラハラすると同時にこのバンドに惹きつけられる大きな魅力だと思います。

フローレンスは変に業界に染まることなくこのままでいってほしいなぁ~!