台湾、台北で活動する6人組インディポップ、シティポップバンド、 Sunset Rollercoaster (落日飛車)。
昨年(2019年)のフジロックにも参戦し話題となっていましたが、世界的な再評価を受けているシティポップ・ムーブメントより、この台湾からも素晴らしくセンスの良いバンドが出現!
6人のメンバー曾國宏(vo,g)、陳弘禮(b)、王少軒(key)、羅尊龍(ds)、黄士偉(perc)、黄浩庭(sax)から放たれるレトロでジャジー、そしてアーバンメロウなサウンドは、日本のバンドとはまた少し印象の違うオリエンタルな雰囲気が漂います。その魅力をレビューしていきましょう。
Sunset Rollercoaster : レビュー
落日飛車 – Travel Agency
PREPの「Cheapest Flight」のような旅愁たっぷりなAOR的アーバンメロウ。日本語の歌詞に挑戦していて、その歌詞が”~夢見たまんまで次の国へ、そして楽園につく頃もっとスケベでいたいね・・・”てちょっと違和感ありつつもなんかキュート。
落日飛車 – My Jinji
どこかアジアンオリエンタルなムードも漂いつつレトロなAORサウンドで進む前半から、サイケに後半へ展開する凝った作り。バンド自体のレベルの高さを感じさせる作品。
落日飛車 – I Know You Know I Love You
デビューアルバム「Bossa Nova」より。シンプルでオーソドックスなインディポップにレトロな60年代ソウルのエッセンスが溶け込んだサウンド。
Sunset Rollercoaster – Summum Bonum
ベースラインが特徴的なスペイシーなアーバンシンセポップ。
Sunset Rollercoaster – Vanilla Villa
2019年作、3曲入りEP「Vanilla Villa」、の一体型MV。ジャジーで浮遊感のある気持ちの良いサウンドが、より磨きがかかっている作品。4:20~の「Villa」がジャジーでおしゃれでおススメ。
Sunset Rollercoaster : まとめ
台湾No1シティポップバンド、Sunset Rollercoaster (落日飛車)でした。台湾版シティポップもなかなかイケてます。
当サイトでも紹介したロンドンのシティポップバンド、PREPのアジア版といった感じで、一緒に聴きたいですね。PREPの記事はこちら。
