フランス、リヨンのプロデューサー兼ミュージシャン、Victor Dijoud A.K.A Kaffe CrèmeとパーカッショニストのLéo Puccioによってサンテティエンヌで結成された7人編成ジャズクロスオーバー・コレクティヴ、 Gin Tonic Orchestra (ジントニック・オーケストラ)。
元々フランス新世代ハウスプロデューサーとして注目を集めていたKaffe Crèmeが生バンド演奏としてのコンセプトでスタジオ、ライヴで表現を模索してきたグループで、2019年にMother TongueレーベルからEP『Stefania』をリリース。
フューチャージャズ、インディーロック、ブロークンビーツからフュージョン、コズミック・ディスコ、ディープハウスなど様々なジャンルを横断したアプローチとパワフルな演奏が特徴。
Kaidi Tathamとのコラボなど、UKジャズクロスオーバー~ブロークンビーツの影響を受けつつもフレンチハウスやユーロディスコ、ヨーロピアンジャズの雰囲気が混ざり合ったユニークなニュージェネレーショングループです。
2023年2月にはニューEP『Shyance』をリリースしています。
Gin Tonic Orchestra : レビュー
No I Can’t Be Free
2分以上のたっぷりの前奏からドラマティック&ダイナミックに始まるパーカッシヴブラジリアン・フュージョン。
Rage Jaune
一転してブリブリエレクトロニックなダブステップというかドラムンベースというか….の前奏から生ドラムンベースへと移行するなかなか実験的な作品。
La Couenne Rance
Kaffe Crème的なスタイルを生バンドに移植させたジャジーハウス。
Do You Have ?
推進力のあるグルーヴとパワフルなホーンセクション。
Hands On The Drums (feat. Kaidi Tatham)
Kaidi TathamコラボによるKaidi Tathamワールドなブロークンビーツ。
フレンチニュージェネレーション・フューチャージャズ、 Gin Tonic Orchestra (ジントニック・オーケストラ)でした。
UKジャズとはまた一味違った、新世代のフューチャージャズです。