全世界で定着しつつある80年代から90年代のディスコ~R&BをリバイバルしたレトロモダンR&B、ニューディスコ(Nu-Disco)、エレクトロファンク界隈アーティスト、トラックメイカーから、いまおススメする”ヨーロピアンモダン・ディスコブギー“を7曲(組)ご紹介します。
今回は、「ヨーロピアン」ということでヨーロッパを活動拠点とするアーティストしばり。
ヨーロッパならではの煌びやかさと、どこか柔らかさがあるというんでしょうか、アメリカ産のストレート感や骨太さとはまたちがったセンスの良さが感じられる7曲をお楽しみください。
ヨーロピアンモダン・ディスコブギー 7選
Midas Hutch – In Touch feat. Charli Taft & Daul
ヨーロピアン・モダン・ディスコの大本命、オランダのトラックメイカー、Midas Hutch (マイダス・ハッチ)とイギリスの女性シンガーソングライターで日本、韓国のアーティストとのコラボも多いCharli Taft、そして韓国のトラックメイカーDaulによるセンス抜群、煌びやか&レトロモダンなさすがの出来。
Charli Taftのデビューシングル、『Pieces』もニュージャックスウィング好きには堪らないアーリー90’な内容。
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Dornik – Do You Wanna? (feat. Gavin Turek)
南ロンドン、ロクイドン出身のシンガーソングライター、ドラマーの Dornik (ドーニク)の最新アルバム『Limboland』から、Tuxedoとも関わりのあるLAの注目シンガー、Gavin Turekをフィーチャーしたニュージャックスウィングを現代アレンジしたダンサブルトラック。
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Her Songs – 4AM Disco
デンマーク、マイアミ、LA、カナダ、イギリスの各国各都市のシンガーがインスタグラムでつながりコラボレイトする実験的なコレクティヴ、Her Songsの2020年新作はタイトル通りの真夜中のチルなディスコブギー。
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Chloe Martini – All or Nithing
90年代テイストな煌びやかなR&Bトラックに定評のあるポーランドの女性トラックメイカー、Chloe Martini (クロエ・マルティニ)からは、ELLEのモデルも務めるシンガー、MAADをフィーチャーした跳ねる系ジャックスウィングビートがキャッチーなディスコサウンド。
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Cool Million – Keep On
ドイツ人プロデューサー、Rob Hardt(ロブ・ハート)とデンマーク人プロデューサー、Frank Ryle(フランク・ライル)によるヨーロピアン・ディスコブギーの真骨頂、Cool Million(クール・ミリオン)から、正統派80年代スウェイ・ビート。
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Soulpersona & Princess Freesia – When You’re Broke
UKのニューディスコ系クラブシーンを代表するプロデューサーであるSoulpersona(ソウルペルソナ)はこのテーマには外せない存在。
永年のコラボレイターである盟友女性シンガー、Princess Freesia(プリンセス・フリージア)との息の合った安定のブギーサウンド。
OXP feat. Natalie Oliveri- That Something
パリ出身のベトナム系フランス人の、Onra(オンラー)とベルギー・アントワープ出身Pomradの、二人の新鋭ビートメイカーがコラボした超絶グルーヴィな80年代~90年代メロウブギートラックへのオマージュ作品。
アルバム全て最高!80年代~90年代ブラックコンテンポラリー好きには堪らない内容!これは素晴らしい。
あの時代そのまんまのヴィンテージシンセやドラムマシンを中心に、厳密なアナログギアを使用してアルバムを制作しています。必聴。DominoやHorace Brownなども参加。
まとめ
ヨーロピアンモダン・ディスコブギー 7選でした。
80年代~90年代のヒップホップ、R&B、G ファンク、ニュージャックスウィング好きは要チェックですね。
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