キーボーディストのDomitlle DegalleとドラマーのJames Dennis Beckによるフューチャージャズ、ジャズエレクトロニカデュオ、 DOMi & JD Beck (ドミ&JDベック)。
鋭くエッジの効いたフューチャージャズとヒップホップブレイクビーツに、甘美なシンセサイザーのハーモニーを融合させたサウンドで今大きな注目を浴びている男女デュオ。
Domitille Degalleはフランス出身でパリ国立高等音楽院(CNSM)のピアノ科を卒業した後、ボストンの名門バークリー音楽院へ進学、ヤマハシンセアーティストと音楽ソフトウェアメーカーSpectrasonicsが既にスポンサーとしてついてる才女。
JD Beckはダラス出身で8歳でドラムのキャリアをスタートし、12歳でプロデュースを開始、Jon Bap、Anna Wise、Mono Neonらの楽曲に携わる敏腕ぶり。
SNSを中心に人気を獲得していき、Robert Glasper、Thundercat、Anderson .Paakらジャズ~ヒップホップシーンの重要人物らとの交流の中で、Bruno MarsとAnderson .Paakによるスーパー・プロジェクトSilk Sonicの”Skate”のソングライティングを経て、アンダーソン・パークが主宰する新レーベル、APESHIT Inc.(エイプシット・インク )並びに名門ブルーノート・レコードと契約し2022年本格デビューを果たします。
KAWAII系ふんわりとした2人のビジュアルからのギャップがエグい超絶テクによる高速プレイからエレクトロニカジャズまで、前述一流ミュージシャンたちの寵愛を受けるだけある無限の才能の持ち主であること間違いなしです。
ゲストにThundercat、Mac DeMarco、Herbie Hancock(!)、Anderson .Paak、Snoop Dogg、Kurt Rosenwinkelと、ビッグネームを迎えてZ世代ミュージックで立ち向かうアルバム『NOT TiGHT』を聴いていきましょう。
DOMi & JD Beck
SMiLE
KieferやBlue Lab Beatsのような美麗なジャズエレクトロニカからJD Beckの超絶ドラムテクへと流れるアルバム先行カット作。
TAKE A CHANCE
レーベルボスでもあるAnderson .Paakをフィーチャーしたジャズヒップホップ。
WHOA feat. Kurt Rosenwinkel
ジャズギタリスト、Kurt Rosenwinkelを迎えての超絶テク対決@フューチャージャズ。
TWO SHRiMPS feat. Mac DeMarco
この曲もカッコいい!
DOMi & JD BECK: Tiny Desk Concert
ヤバい!必見!
驚愕のZ世代ジャズエレクトロニカデュオ、 DOMi & JD Beck (ドミ&JDベック)でした。
この先が大いに期待できるアーティストでもあり、サクラタップス音楽部的には今年のアルバムの5本の指に入るであろう傑作です。