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Camp Lo ストレートな90年代ヒップホップの楽しさ

投稿日:2018年6月14日 更新日:

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90年代ゴールデンエイジ・ヒップホップの名作から。ヒップホップが隆盛を極めた90年代も中盤に差し掛かり、2PacとNotrious BIGが巻き込まれた東西ギャングスタ抗争が深刻化し、やや重たい雰囲気が漂う中彗星のごとく現れたのが、Sonny Cheeba(サニーチーバ)ことSaladine Wallace(サラハディーン・ウェルス)とEmerald Geechie Suede(ギーチー・スエード)からなるヒップホップデュオ、” Camp Lo “でした。

 

当時の東海岸系ヒップホップはATCQ(A Tribe Called Quest)やDJ premierのGangstarrを代表とした短いフレーズのサンプリングループや極端にカットしたサンプリングソースの組み合わせがサウンドプロダクトの主流で、そんなトレンドや空気感を良い意味で空気読まないで痛快に切り裂いた、70年代サウンドのサンプリングネタを潔くそのまんま使った手法が非常に新鮮で、彼らのデビューアルバム” Uptown Saturday Night “は空前の大ヒットを記録。皮肉にもこのアルバムが衝撃過ぎてその後セールス的にはあまり成功できず「一発屋」的な存在になってしまいました。

当時よくプレイしましたよ。

 

ジャケットはMarvin Gayeの名作からのインスパイア。本当にこの1stはあまりにも完成されすぎちゃって、その後これを超えるのは至難の業になってしまう典型パターンですね。

ちなみにこっちが本家ですね。

では曲紹介。

衝撃的だった1stカット。Dynastyの”Adventures In The Land Of Music”イントロまんま使いの”Luchini AKA This Is It”


 

以前当ブログでも紹介したLoose Endsの”A Little Spice”を使ったオールドスクールライクな”Rockin’ It A.K.A. Spanish Harlem”

 

こちらも潔いCurtis Mayfieldの名曲”Tripping out”まんま使いの”Black nostaljack A.K.A Come On”


その他Cal Tjader使いの”Sparkle”、Deodato使いの”Park Joint”、Janet Jackson使いの”Coolie High”等々ストレートなヒップホップの楽しさを感じさせてくれる曲が目白押し!

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