Back to 90’sと題して90年代のR&Bシーンを年ごとに振り返っていきたいと思います。
このページでは1990年、1991年、1992年、1993年に続き、1994年のR&Bソングからこの年を象徴する10曲をセレクトしています。
前年の1993年にブレイクしたTCL、Mary J. Brige、Toni Braxtonらの勢いはそのままに、また新たな90年代を代表するタレントが生まれたのもこの年で、Aaliyahが若干15歳で彗星の如く現れ、Brandy、Usher、Me’shell Ndegeocelloといった現在まで長きにわたり活躍するアーティストがこの年にデビュー。
今回のセレクトからもわかる通り、女性アーティストの活躍が目覚ましく、Janet Jackson、Mariah Careyを筆頭にAnita Baker、Lalah Hathaway、Chante Moore、Ce Ce Penistonらも印象的でした。
男性陣ではJodeciが全盛期を迎え、そのアルバム『Diary of a Mad Band』では90年代後半を代表するプロデューサーになるTimbalandが制作に携わり、Teddy Rileyの新たなプロジェクトBlack Street、そしてAaliyahやChangeing Facesを世に送り出したR.Kellyの活躍が特筆。
UKからはDes’ree、Carleen AndersonといったUKネオソウルの原型となるアーティストが現れ、EternalのようなUSとはまた違った雰囲気のガールズグループが出現するなど独自の進化が見られました。
それでは1994年ベストソング10選をどうぞ。
1994年 R&B ベストソング 10選
#1 Aaliyah – Back & Forth
#2 Des’ree – You Gotta Be
#3 TLC – Creep
#4 Changing Faces – Stroke You Up
#5 Brownstone – If You Love Me
#6 Jodeci – Cry For You
#7 Eternal – Stay
#8 Brandy – I Wanna Be Down
#9 CeCe Peniston – I’m In The Mood
#10 Me’shell Ndegeocello – Call Me
【Back to 90’s】 1994年 R&B ベストソング 10選でした。いかがでしたでしょうか。
次は90年代も中盤から後半に差し掛かる95年を振り返っていきたいと思います。