【Back to 90’s】 1990年 R&B ベストソング 10選

1990年 R&B ベストソング R&B
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Back to 90’sと題して90年代のR&Bシーンを年ごとに振り返っていきたいと思います。

このページでは1990年のR&Bソングからこの年を象徴する10曲をセレクトしています。

この年は80年代後半からシーンを席巻していたニュージャックスウィングとグラウンドビートという2つの潮流、ムーヴメントがシーンを牽引し、前者はよりメジャー路線に、後者はアシッドジャズやトリップホップなどUKクラブシーンへと移行していく過程に位置すると考えられます。

一方で、この90年代を代表する多くのプロデューサーチームが台頭しており、ジャネット・ジャクソンをブレイクさせ、80年代から多くのヒット作を輩出していたJimmy Jam & Terry Lewis(ジャム&ルイス)を筆頭に、David Cole & Robert Clivillés(C&C Music Factory)、En VogueのプロデューサーFoster&McElroy(フォスター&マッケルロイ)、そしてTeddy Riley、L.A Laid & Baby Face、Dallas Austinといった面々が活躍。

アーティストでは80年代R&Bアイドル的人気グループ、New Editionからボビー・ブラウンの88年ソロ作『Don’t Be Cruel』の大成功をきっかけにメンバーそれぞれがソロ作を発表したのがこの年。

なかでもメンバー中、比較的地味な存在だった3人(リッキー・ベル、マイケル・ビヴィンス、ロニー・デヴォー)によるBell Biv DeVoe、『Poison』の大ヒットが特筆。どこのヒップホップ系クラブでもヘビロテされていたこの年を象徴する曲でしょう。

また、90年代の大スターMariah Careyのセルフタイトルデビューアルバム、本格R&Bシンガーとして今でも息の長い活躍を見せるDanny Hathawayの娘、Lalah Hathawayがこの年にデビューを飾っています。

UKでは89年SoulⅡSoulの世界的ブレイクをきっかけに注目されたCaron Willer(公式MVなしで選出せず)、UKのR&B・クラブシーンで活躍したLisa Stansfieldが印象的でした。

では今回は1990年のR&Bからこの年を代表する10曲を聴いていきましょう。

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1990年 R&B ベストソング 10選

#1 Bell Biv DeVoe – Poison 

#2 Troop – Spread My Wings

#3 Suzanne Vega, DNA – Tom’s Diner 

#4 Keith Sweat – I’ll Give All My Love To You

#5 En Vogue – Hold On

#6 Mariah Carey – Vision Of Love

#7 Lalah Hathaway – Baby Don’t Cry

#8 Guy – Let’s Chill

#9 Today – Why You Get Funky On Me

#10 Lisa Stansfield – All Around the World

 

まとめ

【Back to 90’s】 1990年 R&B ベストソング 10選でした。いかがでしたでしょうか。今後、(不定期ですが)91年以降も年ごとに振り返っていきたいと思います。

91年はこちら!

【Back to 90's】 1991年 R&B ベストソング 10選
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