The Neighbourhood / カルフォルニアの漸進的オルタナロックバンド

The Neighbourhood Indie
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2011年カリフォルニア、ニューベリーパークで結成された5人組オルタナロックグループ、 The Neighbourhood (ザ・ネイバーフッド)。

フロントマンを務めるボーカルのJesse Rutherfordを中心にZach Abels(ギター)、Jeremy Freedman(ギター)、Mikey Margott(ベース)、Brandon Fried(ドラム)で構成され、ソウル・R&Bやヒップホップの影響とコールドプレイやレディオヘッドを思わせるような美意識を感じさせるロックを融合させたサウンドが特徴的。

2013年デビューアルバム『I Love You』をリリースし、リード・シングルで彼らの印象を決定づけた代表曲ともいえる「Sweater Weather」はNMEやBBCで取り上げられ、世界の音楽関連総合ランキングHype Machineでも上位にチャートイン。

2018年の3rdアルバム『The Neighbourhood』では、10億回以上のストリームを記録し、アメリカ最大の音楽フェスであるコーチェラへの出演などインディロックシーンにおいて着実に地位を築いてきています。

2020年9月には4thアルバム『Chip Chrome & The Mono-Tones』をリリースし、モノトーンをベースにしたダークな世界感をコンセプチュアルに表現した、新たなアプローチを追求しています。

そのThe Neighbourhoodのアルバム『Chip Chrome & The Mono-Tones』を中心に代表作をレビューしていきます。

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The Neighbourhood : レビュー

Lost in Translation

4thアルバム『Chip Chrome & The Mono-Tones』より3曲。

70年代を代表するソウルコーラスグループ、The Manhattansの『Wish That You Were Mine』のサビを頭に持ってきた、ソウルやヒップホップの影響を感じつつグイグイと引っ張っていくサウンドメイクと80年代ノスタルジックなMVがカッコイイ!

 

Stargazing

ウィル・スミスの息子Jaden SmithLana Del ReyMac DeMarcoらがカメオ出演しているMVに惹かれるシルバーメタリックサウンド。

 

Pretty Boy

全編で展開されるJesse Rutherford演ずるChip Chromeなる銀色をした架空人物のシュールな展開。

 

Sweater Weather

彼らの代表作でもある2013年作。コールドプレイやレディオヘッドを彷彿とさせるプログレッシブなアプローチと、カリフォルニアっぽい自由さや伸びやかさも備えるバランスの取れたサウンド。

 

Daddy Issues

2015年2nd『Wiped Out!』より。Lana Del Reyあたりとも共通する繊細さの際立つポップ・ロック。おススメです。

 

Afraid

2013年『I Love You』より。オルタナティブロックど真ん中!といった感じですね。

 

まとめ

カルフォルニアの漸進的オルタナロックバンド、The Neighbourhood (ザ・ネイバーフッド)でした。

繊細でいてキャッチーさ、ポップさをあわせもち、R&B、ヒップホップの要素も感じられる非常にバランスの取れたオルタナティブロックバンドですね。

なぜか日本版リリース、プロモーションは展開されてないようでちょっともったいないですね。日本でももっと人気が出てもおかしくないグループだと思います、