LAを拠点に活動するDJ、プロデューサー、そしてUKジャジーハウスの人気レーベル”Church”などのレーベルヘッドも務めるジャジーディープハウスの重要人物、 Seb Widblood (セブ・ワイルドブラッド)。
ガラージからアンビエント、バレアリック、ダウンテンポ、アルトポップ、ジャズの要素を織り交ぜた緻密なサウンドプロダクトで2015年アルバム『Foreign Parts』でデビュー。
洗練されたモダンハウスからはじまり、レーベルChurchでのChaos in the CBD、Laurence Guyなどと繰り広げられたジャジーディープハウスへの傾倒とその世界観は、クールな中にも哀愁や情景といった言葉が似合う温かみを感じさせる作品が魅力的。
2021年にはブルックリンのラッパー/シンガーTheophilus Londonや当サイトでも紹介しているUKの注目ラッパーLex Amorと組んだ作品をリリース。
2023年9月にはsir WasやTess Robyらとのコラボレーションや2019年アルバム『Sketchers Of Trasition』の中のヒット曲”amelia“以来のmauvとの再タッグも注目なアルバム『separation anxiety』を、同12月にはその4曲のリミックスを追加したデラックス版『separation anxiety(deluxe)』をリリースしています。
Seb Wildblood : レビュー
separation anxiety
アルバム『separation anxiety』からのタイトルトラック。モントリオールの注目エレクトロニックミュージックアーティスト、Tess Robyのボーカルをフィーチャーした透明感のあるスペイシーなトラック。
give it back feat. sir Was
スウェーデンのマルチ奏者、sir Wasのボーカルをフィーチャーしたドラマティックな展開の楽曲。80年代っぽくクラシカルな音源アレンジされたGerd Janson RemixもGood。
MDS
Theophilus Londonのフロウもクールなタイトでワイルドなトラック。DJ Plead Remixではよりミニマムでジャジーなトラックにされていて◎
Night Ride (with Lex Amor)
2019年のアルバム『sketches of transition』で展開されていたような透明感のあるサウンドとLex Amorの囁くようなフロウにヤラれること間違いなし。
ジャジーディープハウスの重要人物、 Seb Wildblood (セブ・ワイルドブラッド)でした。
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