アメリカ、ロサンゼルスを拠点に2014年から活動する注目の若手ラッパー、 Doja Cat (ドージャ・キャット)。
読み方としては「ドージャ・キャット」で良いと思います。
牛に扮してポテトを鼻に突っ込むという暴挙(?)に出たMVが強烈な印象を残した”Mooo!“のスマッシュヒットにより一気に注目を浴びつつありますが、2014年デビュー時からかなりの実力派であり、そこにここ最近の吹っ切れたキャラがプラスされたことで、すでに2020年代の女性ヒップホップアイコンとして高い注目が注がれています。
2014年に「Purrr!-EP」、2019年3月に初のフルアルバム「Amala」をリリース。
そして2019年11月に「Hot Pink」をリリースしていますが、この作品はよりアップデートしたDoja Catの魅力が詰まっていて、やはり次世代ヒップホップアイコンとしての地位を確立しそうな予感です。
というか、”Juicy“、”Say So“あたりを聴けば次世代女性ヒップホップアイコンは彼女だ!と言えるでしょう。そのくらいツボを押さえてますね。Doja CatとLizzoが2020年代の女性ヒップホップ界の中心になりそうですので、今回紹介している曲は是非チェックしておきましょう。
Doja Cat : レビュー
▼最新アルバム「Hot Pink」にAmalaからの曲を一部追加した日本特別仕様”Japan Version“がリリースされています!これはお得!▼
Mooo!
2019年Amala(Delux Version)より。後述しますが、「Purrr!」の時には予想できなかった…このキャラで来るか!入れちゃったよ、鼻に。と思ったが意外にシックリくる牛猫娘。結果的に大成功。
Juicy
おススメ。このドライブ感のあるトラックにDoja CatのラフなフローがハマっててGood。Lizzoの”Juice“、そしてDojaの”Juicy“と2019年はジュース祭りでした。
↓はA COLORS SHOWバージョン。MV含めてこのなんかラフな感じが、こっちのほうが好き。
Say So
完全に狙ってます。メジャー制覇。といった感のあるヒット確実、クオリティの高いレトロモダンポップを出してきました!好きです。
日本語カバーも出ています。なかなかイイですね。ところで彼女は誰?
Like That feat. Gucci Mane
人気ラッパー、Gucci Maneをフューチャー。2 Live Crewの『Hoochie Mama』でも使われていたJimmy Smithの『Burning Spear』のギターリフが印象的。
ジャネットジャクソンを彷彿とさせるメインストリームのエンターテイメント性が感じられる、現代ヒップホップトレンドを押さえながらも女子的なキャッチーさをキッチリ表現していますね。
TikTokでのダンスチャレンジでも人気です。
Bebe Rexha – Baby, I’m Jealous
Bebe Rexhaの2年ぶりシングルはドージャ・キャットを迎えてのパワーポップ!
The Weeknd – In Your Eyes Remix
ザ・ウィークエンドのアルバム『After Hours』に収録の80年代レトロな『In Your Eyes』のリミックス版にもDoja Catが登場。
So High
2014年「Purrr! – EP」より。この頃は今とはちょっとキャラ含めアプローチが違ったような気が。どちらかというとエレクトロ系に進むのかとなんとなく思ってました。
No Police
こちらも2014年「Purrr! – EP」より。スペイシーなダウンビートトラックがクール。これはこれでカッコイイ。でも今の路線に行って正解。
まとめ
2020年代最強のヒップホップアイコン、Doja Cat(ドジャ・キャット)でした。
2021年グラミー賞にもベストニューアーティスト含む3部門にノミネートされ、完全にブレイク、ワールドワイドなスターへと駆け上がった彼女は、カーディBやニッキー・ミナージュら10年代のスターに続き2020年代次世代女性ヒップホップアイコンとして君臨すること間違いなしです。
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