アイルランド、ウィックロー拠点のマルチ奏者、シンガーソングライター Anna Mieke (アンナ・ミーケ)。
子供の頃に父親の携帯電話の着信音だったバッハに魅力を感じ音楽の世界に目覚め、ピアノ、ギター、チェロなどを学び成長。
スペイン・グラナダでの大学生活の後、音楽作成は23歳頃からで、東ヨーロッパの旅により伝統的な音楽に触れたことで民族音楽にも興味を示し、アイリッシュブズーキ、ギリシャブズーキを演奏するようになり数々のセッションへ参加。
コラボレーション アーティストとしてYe Vagabonds、Lisa Hannigan、Martin Hayes、This Is The Kitら数多くのアイルランド民族音楽やジャズ、フォークなどのアーティストらと共演を重ね、2019年デビューアルバムとなる『Idle Mind』をリリースし、アイルランドの音楽賞、RTÉフォークアワード「Best Emerging Act」にノミネート。
HEXやRufous Nightjarといったグループでも活動しながらアイルランドのオルタナティブ・フォークシーンや伝統的な民族音楽の世界における重要アクトとして活躍しており、いまやヨーロッパ全土でも高い注目を集めています。
2022年11月には2ndとなる『Theatre』をリリース。
オーガニックでエスニカルな楽曲を瑞々しくて美しいオーケストレーションへと昇華させ、芳醇なボーカルとともにその世界観へとグッと引き込まれる作品を紹介していきます。
Anna Mieke : レビュー
Seraphim
『Theatre』より、ウッディな香りをともなうギター、サックス、パーカッションと幻想的なボーカルが溶け合う異次元民族スペクタクル。
For A Time
広大なストリングスとトライバル・フォークのリズムが生き生きとしたボーカルを引き立てる、行ったここもないアイルランドの雄大な景色が模写されたような作品。
Go Away From My Window
あぁ、もうここまでくるとヤバいですね。目を瞑って優しく音に包み込まれましょう。
Warped Window
2019年『Idle Mind』より、寒い冬に家で暖かくして聴くやつです。
アイルランド・異次元民族オルタナフォーク、 Anna Mieke (アンナ・ミーケ)でした。
ちょっとこれはハマってしまいそうな壮大で表現力豊かな音楽の世界です。