夏の暑い日差しの中で爽快に聴いてほしい、”真夏に聴きたいジャズ“をお送りします。
是非この夏のアーカイヴの参考にしてみてください!
- サマージャズ【2022年】 真夏に聴きたいジャズ 10選
- Gretchen Parlato , Airto Moreira – Roy Allan
- Lionel Loueke – Skylark
- Kurt Rosenwinkel – Summer song
- Aldorande – La Pierre Des Mondes
- Becca Stevens & The Secret Trio – California
- Gilad Hekselman – Far Star
- Somi – House of the Rising Sun
- Kokoroko – We Give Thanks
- Jean Carne, Adrian Younge, & Ali Shaheed Muhammad – The Summertime
- Matt Bianco – Summer In The City
- まとめ
サマージャズ【2022年】 真夏に聴きたいジャズ 10選
Gretchen Parlato , Airto Moreira – Roy Allan
NYを代表するジャズボーカリスト、Gretchen Parlato(グレチェン・パーラト)より。
故ロイ・ハーグローヴの1995年”Roy Allan”をブラジル音楽の巨匠、アイアート・モレイラと共に現代ブラジリアンジャズに見事変換。
グレチェンパーラトらしい上品さが際立つ極上のスキャットとサンバリズムをベースにしたアンサンブルは、夏のビーチで爽快なビールを飲みながら聴きたい曲。
Lionel Loueke – Skylark
アフリカ中西部出身のジャズギタリスト兼ボーカリスト、Lionel Loueke(リオーネル・ルーケ)の2021年作。Reuben Rogers(b)とEric Harland(Dr) とのセッションによる南国の夏空のようなトロピカルなギターの響き。
Kurt Rosenwinkel – Summer song
NYジャズシーン最重要ギタリストの呼び声も高いKurt Rosenwinkel(カート・ローゼンウィンケル)のブラジル音楽をテーマにした2017年作『Caipi』より。
透き通るようなピアノの旋律と優しいメロディに呼応するようなボーカルが、暑い夏の一服の清涼剤になること間違いなし。
Aldorande – La Pierre Des Mondes
フランスのジャズ・ファンク・カルテット、Aldorande(アルドランデ)の2021年EP『deux』より。
彼ららしいコズミック感とサイケデリック感にAzymuthのようなブラジリアンフュージョンがトロピカルに響く心躍るサウンド。
Becca Stevens & The Secret Trio – California
アメリカを代表するジャズ、ポップ、フォークシンガーソングライター、Becca Stevensが中東音楽に魅了されて作成されたアルバム『Becca Stevens & The Secret Trio』より。
アコースティックジャズとアラブ~トルコ音楽が絶妙に組み合わされたカラッとしたアンサンブルが、体感湿度を30%位下げてくれそう。
Gilad Hekselman – Far Star
イスラエル出身でニューヨークを拠点に活動するジャズギタリスト、Gilad Hekselman(ギラッド・ヘクセルマン)の2022年アルバム『Far Star』より。
夏の夜空の星を眺めながら思いを馳せるイスラエル・プログレッシブジャズ。
Somi – House of the Rising Sun
ルワンダとウガンダから移住した両親の元で生まれたイリノイ州出身のジャズボーカリスト、Somiが南アフリカの伝説的なシンガー、Miriam Makeba(ミリアム・マケバ)の楽曲をトリビュートした2022年作『The Reimagination of Miriam Makeba』より。
アルバム通しでアツい夏にアツいアフリカの息吹を体感できる傑作です。
Kokoroko – We Give Thanks
アフロビートジャズと言えばやはりKokoroko(ココロコ)。大地から湧き上がるようなグルーヴ感とトライバルなビート、爽快なホーンアレンジと涼し気なコーラスが織りなすサマーアフロジャズの決定版!
Jean Carne, Adrian Younge, & Ali Shaheed Muhammad – The Summertime
鬼才プロデューサーAdrian YoungeとATCQのAli Shaheed Muhammadによる”The Midnight Hour“コンビによるジャズレジェンド再発掘シリーズ、『Jazz Is Dead』の第12弾より。
スピリチュアルジャズ屈指のプレイヤーDoug Carnの奥方で70年代のジャズ~ソウルやディスコシーンで活躍したJean Carn(ジーン・カーン)を招いての漆黒&真夜中のジャズ。
熱帯夜に御年75歳でこの艶やかなボーカルを聴かせてくれるジーンカーンに溺れるのもアリかも。
Matt Bianco – Summer In The City
Matt Biancoの2017年作『Gravity』より。
ラテンポップバンドとして名を馳せたマット・ビアンコことマークライリーがジャズ・コンボを従えたオーセンティック・ジャズ作品。
ゴージャスなホーン・セクションをバックにスウィンギーに歌い上げる姿がカッコ良いシックな仕上がりは、夏の夜にリッチなクラフトビールを飲みながら聴きたい曲。
まとめ
サマージャズ 真夏に聴きたいジャズ 10選でした。
清涼感の高いものから、夏をもっと熱くしてくれるものまでありました。ぜひそれぞれのアーティストのアルバムもチェックしてみてください!