カナダ、バンクーバーを拠点にするNick Wisdom(ニック・ウィスダム)とAstroLogical(アストロロジカル)からなるヒップホップ/エレクトロニックプロダクションデュオ、 Potatohead People (ポテトヘッド・ピープル)。
元々は高校の野球部で知り合ったという2人は、J DillaとMadlibが好きだったことで意気投合し、カナダのヒップホップコレクティブ、「Elekwent Folk」で活動を開始。
その後、Potatohead Peopleとして自分たちのアイドルでもあるJ Dillaの実弟である、Illa Jのプロデュース等を手掛けつつ、自身の名義によるアルバムを2015年「Big Luxury」、2018「Nick & Astro’s Guide To The Galaxy」をリリース。
90年代半ばのR&Bマナーなものから、現代的フューチャーソウル、ディスコブギーなものまでモダンでジャジーな、雰囲気のある夜型ブギーファンクを展開しています。
Potatohead People : おすすめレビュー
Potatohead People – Single Life ft. Bunnie
バンクーバーベースのシンガー、Bunnieをフィーチャーした90年代R&Bを意識した煌びやかでキャッチーなサウンド。
Potatohead People – Do My Thing feat. Kapok & Illa J
Illa Jをフィーチャーした、跳ねたビートとベースラインとスペイシーなシンセが織りなすブギートラック。
Potatohead People – Iced Tea feat. giorgi & Radina Vee
おススメ。女性ボーカル&ラッパーを擁したグルーヴィでアーバンな、まさに夜型ブギーファンク。こういう夜を感じさせる曲大好きです。
Potatohead People – Messenger feat. Sorceress & Mosaic
2015年「Big Luxury」から。この曲も浮遊感が気持ちいいアーバン・メロウビーツ。
Potatohead People – Mellowtune
アコースティックギターの音色が印象的なコズミックでチルなブレイクビーツ。BGMにおススメ。
Potatohead People : まとめ
カナダ発の夜型ブギーファンクデュオ、Potatohead People (ポテトヘッド・ピープル)でした。夜に聴きいて欲しい曲ばかりです。
同じカナダのプロデューサー、KaytranadaやPomoからブギーファンクの使い手The Pendletonsなどのアーティストともつながりが強く、Soulection、Nightmares on Wax、Questlove、Big Boiなどからも支持されている二人組。これからも要注目です。