フロリダ、マイアミ出身で現在はLAを拠点にするシンガーソングライター、 Jenevieve (ジェネヴィーヴ)。
キューバとバハマ、スペイン、フランスにルーツを持つカラフルなキャラクターとソウルフルな歌声を持つシンガー。
90年代R&Bのノスタルジックさとネオソウルをベースにしたローファイ、レイドバックしたサウンドをプロデューサーのJean Benzととも作成しており、現在のR&Bではやや珍しくなった70年代や80年代のソウルなどをサンプリングした楽曲をリリースしていたりします。
デビュー作となる2020年『Medallion』ではHubert Lawsの”What a Night“をサンプリングし、その後の『Baby Powder』では日本のシティポップ、杏里の”Last Summer Whisper“をサンプリングしたことで日本でも話題になりました。
2021年待望のフルアルバム『Division』をリリース、2022年には人気曲のリミックスを含んだ『Division(Deluxe)』をリリースしています。
当サイト【インディR&B】2020年注目すべき 女性アーティスト 7選でも紹介していたJenevieve、アルバムから人気曲をレビューしていきます。
Jenevieve : レビュー
Baby Powder
やはりこの曲がハイライトになるでしょう。Spotifyでの5000万回近い再生を誇っています。
2Chainzをフィーチャーしたリミックスも出ていますね。
Résumé
ゆったりとしたリズムと爽やかなボーカルが心地よいミッドチューン。
Against All Odds
ちょっと驚きのカバー。Phill Collinsの1984年大ヒットナンバー邦題「見つめて欲しい」ですね。
Jenevieve x BENZIBOY – Tell Me (Remix)
こちらはアルバム未収録ですが、Groove Theoryの95年ヒット作『Tell Me』をスタイリッシュにカバーしています。
美メロ・インディローファイR&B、 Jenevieve (ジェネヴィーヴ)でした。
ソフトで甘く魅力的なボーカルは、Raveenaあたりとも一緒に聴きたくなる上質なR&Bです。