2010年からニューヨーク、ブルックリンで活動する、ヒップホップ、R&B、ネオソウルをベースにした5ピースコレクティブ、 Phony PPL (フォニー・ピープル)。
デビュー当時は9人編成でしたが、現在はElbee Thrie (vocals), Elijah Rawk (lead guitar), Matt “Maffyuu” Byas (drums), Aja Grant (keyboard), Bari Bass (bass guitar)の5人編成で活動。
ヒップホップバンドといえばThe Rootsが代表的ですが、The RootsよりもR&B寄り、2010年代を代表するネオソウル・バンドといえばThe Internetですが、The Internetよりもヒップホップ寄りなスタイルをとっているイメージ。
R&Bをベースとしたクリエイティビティで2010年代的なアプローチとバンドスタイルは、西のThe Internetに対し東のPhony PPLとして個人的にも注目していました。
イメージ的にはThe Internetが先行している印象がありますが、人気ラッパーMigosやFetty Wapが所属する”300 entertainment“と契約し、3年振りのアルバム「mō’zā-ik.」(モザイク)が2018年10月19日にリリースとなります。ここにきて挽回と行きたいですね。(って僕が勝手にライバル視してるだけですが)
The Internetの記事はこちら。

Review(レビュー)
Phony Ppl – Before You Get A Boyfriend
アルバム「mō’zā-ik.」からのファーストカット。Phony PPLらしいネオ・ソウル~ヒップホップで期待が持てます。
Something About Your Love
「mō’zā-ik.」からのセカンドカット。ギターのElijah Rawkを前面に出したインディ系のつくりが新鮮!
Way Too Far
こちらも「mō’zā-ik.」から。前作の名曲、”Why iii Love the Moon”をローファイにした感じ。
Why iii Love The Moon
おススメ。その前作「Yesterday’s Tomorrow」の代表曲。ロマンチック・ネオソウルの傑作!
Baby, Meet My Lover
クリエイティビティな2010年代的ネオソウル
End Of The Night
一番のお気に入り。個人的に彼らを注目した最初の曲。
heLGa.
アメリカのアニメ「Hey Arnold!」の中のストーリーを曲にしたものらしく、MVも癒し系ですね。
Fkn Around ft. Megan Thee Stallion
人気急上昇中の女性ラッパー、Megan Thee Stallionをフィーチャーしたエレクトロ&ポップで聞きやすいつくり!
まとめ
ブルックリン発のヒップホップ~ネオ・ソウルバンド、Phony PPLでした。
東海岸を代表するネオソウルバンドとしてこれからも期待したいグループです。