ジンバブエにルーツを持つ南ロンドン出身のシンガーソングライター、 Rachel Chinouriri (レイチェル・チヌリリ)。
ジンバブエから移住してきた大家族に生まれ、彼女が生まれる少し前に南ロンドンのクロイドンに移住。
厳格で伝統的、保守的なアフリカの価値観の中で育ち、家では世俗的な音楽を聴くことを禁じられていた中で、コールドプレイ、ドーター、リリー・アレンなどロック、ジャズ、フォークミュージックををこっそりと聴き、南アフリカのレディスミス・ブラック・マンバーゾなどにも影響を受け、彼女自身の今のスタイルの基礎を築いていく。
アコースティックギターの弾き語りを学び、2016年、17歳で母親のラップトップPCでセルフレコーディングした弾き語りを『Bedroom Tales EP』としてSoundCloudなどのプラットフォームにアップ。活躍が期待されるアーティストを紹介を紹介するプラットフォームBBC Introductionからのサポートを獲得。
その後アデルやエイミー・ワインハウスを輩出した地元クロイドンの名門、BRITスクールに進みミュージカル・シアターを専攻。
断続的に楽曲リリースを行い、2020年には米ワーナー・ミュージック・グループ傘下のレーベルParlophoneと契約。
アコースティックからインディポップ、エレクロポップ、ネオソウルなど様々なジャンルにスモーキーでソウルフルな表現豊かなボーカルが魅力的な、今後の活躍が期待されるアーティストです。
Rachel Chinouriri : レビュー
All I Ever Asked
2022年EP『Better Off Without』より。キュートなフック、リバーブを帯びたギターラインの爽やかなドリームポップ。Spotifyでは1,000万回に迫る再生数を誇る注目曲。
Thank You For Nothing
Colors Showより、非常に魅力的なボーカルですね!
Adrenaline
2019年デビューEP『Mama’s Boy』よりおススメ曲。インディポップとネオソウルにアフリカの感性も漂う、とてもカラフルでユニークなスタイル。
Darker Place
2021年デビューアルバム『Four° In Winter』より、R&B、ヒップホップ、ポップスがシームレスにミックスされたリズミカルでメロディックなサウンド。
アフリカンルーツのロンドン・インディポップ、 Rachel Chinouriri (レイチェル・チヌリリ)でした。
なかなかユニークで魅力的なサウンドとボーカルの持ち主。日本でも人気が出そうですね!