これからジャズを聴きたい女子、ジャズ好き女子におすすめな”女子ジャズプレイヤー“をご紹介します。
ジャズといってもディープでしっとりしたものよりも、軽やかで爽やか、そしてポップで聴き易い白人ボーカリストに絞って集めてみました。
初心者から楽しめる内容ですので是非チェックしてみてください!では早速行きましょう。
爽やかに楽しむ女子ジャズプレイヤー 6選
#1 Gretchen Parlato
ロサンゼルス生まれでNYで活動する現代ジャズシーンを代表する女性ボーカリスト、Grechen Parlato(グレチェン・パーラト)。
父親はドン・エリスやガボール・ザボらから、フランク・ザッパのアルバムまで数多くの作品に参加しているジャズベーシストのDave Parlato(デイヴ・パーラト)。
ハービー・ハンコック、マーカス・ミラー、エスペランサ・スポルディング、ネイト・スミスら多くのミュージシャンとのセッション、ボーカル参加に加え、2015年のアルバム『Live In NYC』ではグラミー賞・ベストジャズボーカルアルバムにノミネート。
清らかさと奥深さ、そして母性を兼ね備えた至高の歌声は、どんなシチュエーションでも至福の時に変え、聞き手を選ばない懐の深さを感じます。
Gretchen Parlato , Gerald Clayton , Mark Guiliana – Wonderful
Gretchen Parlato – WEAK
#2 Lauren Desberg
ロサンゼルス出身でNYハーレムを拠点にする女性ジャズボーカリスト、Lauren Desberg(ローレン・デスバーグ)。
音楽一家に生まれ、名門ロサンゼルス郡立芸術高等学校(LACHSA)に通っていた時にジャズと出会い、奨学金を得てボストンのバークリー音楽大学へ進学。
大学在学中に前出グレチェン・パーラトを師事し、グレチェン・パーラトプロデュースによるデビューEP『Sideways』をリリース。
そのEPからのシングルでディズニー映画『JungleBook』で歌われていた曲「I wanna Be Like You(君のようになりたい)」のカバーはNPRで取り上げられ、各国ジャズラジオ局でオンエアされ話題に。
師匠譲りのクリアさに可憐さが加わったボーカルは、ジャズ・スタンダードナンバーからR&Bやポップスヒットカバーまで晴れやかな日のそよ風のように歌い上げる、ポップ感覚な現代ジャズボーカリスト。
Lauren Desberg – You Go to My Head (feat. Gretchen Parlato)
Lauren Desberg – Rock Steady
#3 Rosie Frater-Taylor
イギリス、ロンドンを拠点にするジャズギタリスト、ボーカリストのRosie Frater-Taylor(ロージー・フレイター・テイラー)。
イギリスのトップジャズメディアであるJazzwise Magazinesの2019年注目アーティスト「One to Watch」に選出され、BBC Radio London、ジャイルズピーターソンの6 Music & Jazzでも取り上げられる若手注目株。
2018年デビューアルバム『On My Mind』をリリース。
アコースティックでオーガニックなギター&アンサンブルとポップな感性を備えたメロディと歌声は、ロンドンをひしめくアツくクセの強い個性豊かな現代ジャズシーンにおける一服の清涼剤のようなブリージンな内容。
まだまだこれからな注目の21歳。
Rosie Frater-Taylor – Better Days
Rosie Frater-Taylor – Umami
#4 Georgia Cecile
スコットランド、グラスゴー出身の女性ジャズボーカリスト、Georgia Cecile(ジョージア・セシル)。
2019 Scottish Jazz Awardsで「Best Vocalist」に選ばれ、Rosie Frater-Taylor同様Jazzwise Magazineから「One To Watch」に選出。
2020年にはイギリスのラジオ局、Jazz FMのAwards『Vocalist of the Year』にノミネートされ、スコットランドジャズ界を代表する若手ボーカリストとして台頭。
豊かでしなやか、そしてピュアでありながら奥行きのあるソウルフルなアメリカンスタイルのボーカルを披露する実力を持ち、2021年初頭にはアルバムリリースも予定。益々注目を集めそうです。
Georgia Cécile – Always Be Right For Me
Georgia Cécile – Blue Is Just A Colour
#5 Alina Engibaryan
ロシアのロストフ・オン・ドン出身で現在はアメリカNYで活動するジャズピアニスト、ボーカリストのAlina Engibaryan(アリーナ・エンギバリアン)。
18歳で、アリナはオランダに移り、声楽の学士号を取得した後、プリンスクロース音楽院で勉強を続け、ビッグバンドジャズアレンジメントの学位を取得した彼女は、いくつかのオランダ国内のコンクールでファイナリストとなり、2015年に三大ジャズフェスティバルひとつ、モントルージャズのボーカルコンペティションで優勝したことで世界的な注目を得ることに。
2017年複数のミュージシャンとのセッションプロジェクト『Driving Down The Road』、2018年には初ソロアルバム『We Are』をリリース。
祖父がジャズドラマーである血筋、伝統的なジャズと現代的なジャズを巧みに融合させた凛とした美しさを感じさせます。
Alina Engibaryan , Mike ‘Maz’ Maher – My Imagination
Alina Engibaryan – We Are
#6 Becca Stevens
カリフォルニア出身で現在はNYブルックリンで活動するギタリスト、ボーカリストのBecca Stevens(ベッカ・スティーブンス)。
ジャズをベースにポップス、そしてチャランゴやウクレレなども駆使するフォークミュージックが色濃く反映されたアコースティックでオーガニックなものからセミエレクトロニック・ポップスまで幅広い表現で、ソロ活動だけでなく数々のコラボレーションも実現している。
盟友ジェイコブ・コリアー、ブラッド・メルドー、エスペランサ・スポルディング、学生時代から付き合いのあるホセ・ジェームスなどから、グレチェン・パーラトとレベッカ・マーティンと結成した「Tillery」での活動と幅広く活躍。
2020年『WONDERBLOOM』同じく2020年ピアニストElan Mehlerとの共作『Pallet on Your Floor』と前者はポップスより、後者はアコースティックジャズのアルバムをリリース。
Becca Stevens – Regina
Jacob Collier & Becca Stevens – Bathtub
女子ジャズプレイヤー : まとめ
爽やかに楽しめるJAZZ、“女子ジャズプレイヤー”6選でした。悶々とした日々が続いていますが、軽快でポップな女子ジャズを聴いて過ごすのも良いのではないでしょうか。